デジカメぶらりぶらり

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寺子屋

2007-09-02 08:09:39 | Weblog
夏休みも残り少なくなってきた。あせっている子もいそう。その昔寺子屋で学ぶ子も結構大変だった。

毎月、6回ほど清書があった。つまり習字のテスト。お師匠さんの前で手本の文字と日時署名を記す。

寺子屋の師匠さんは武士、僧侶、神宮、町人など。人格者が多かったという。習字が中心だったから個別学習である。

書は○やーの数で評価されたり“大極上々告”などと感想を書き込まれることもあった。寺子屋は地域社会に応じた教育をした。

手習い(習字)のほか算盤(そろばん)、漢字、礼儀作法から謡曲まで教えるところもあった。

それだけ心得ていれば世渡りができた。現代でも教養人として十分通用しそうである。