紹介する新着のベリカードがなくなりましたので、これまでにいただいたものからで、前回、4月7日に続いての、「ラジオ韓国」のベリカード(その5) になります。
1984年は、「韓国の昔の伝統行事や農民の暮らし」を絵にしたシリーズで、6月からの後半分です。
(1984年) 6月、「村の広場で、女性たちか輪になって踊っている絵」です。
「カンガンスルレ」という、月夜にする行事のようです。歌と踊りが一つになった女性だけの遊びで、陰暦8月15日前後に行われるそうです。
7月、「真夏の頃の農村風景」で、畑では、大きく育ったウリを収穫していて、川では、網に魚を追い込んでいます。
8月、「田んぼの稲刈り時期の風景」です。
稲刈り中の男たちに、食事や飲み物を運ぶ母と子の姿が描かれています。お母さんは頭に食べ物をのせ、女の子は赤ちゃんをおぶっていますが、やんちゃな男の子と犬はじゃれあっています。
9月、収穫した穀物を、谷川の水を利用した、「水車を使って精米した後の絵」でしょう。
牛の背中には、米の俵がいくつも積まれています。絵は、山水画風の描き方ですね。
10月、「秋の収穫後の農家の1日の様子」です。
庭で、蓑を使って穀粒をモミガラや藁クズを分けたり、また、餅をついたりと、いそがしくしています。おばあさんは、孫にご飯を食べさせています。
11月、「農家の食事支度の様子」です。
石臼で何かを挽いて粉にしていたり、かまどでごはんを炊いていたり、庭では練った粉のホットク? を焼いていたり、また、出来上がった食べ物を隣の人に分けたりしています。
12月、「綿の実から、糸を紡いでいる様子」です。
綿の実から綿をより分け、弓のような棒を使って綿打ちをしてふくらませ、糸車を使って、綿から糸を紡ぐという、冬の時期に女性が家内でする仕事のようです。
さて、この年の5月、ローマ教皇ヨハネ・パウロⅡ世が、韓国を訪問しました。ちょうど、韓国カトリック教会100年周年にも当たっていました。ラジオ韓国でも、その時のミサの写真を載せた、記念のベリカードが発行されました。
二つ折りの大型カードで、これは受信データが書かれていないブランクのカードですが、表面、内面、裏面です。
表面は、韓国人の聖人? そのほか神父や祈る人たちのイラストが描かれています。
内面は、説明文と受信確認証になっています。
裏面には、ソウルのヨイド広場で韓国人殉教者 103人の列聖式が行われ、教皇の話を聞くために、100万人という人々が集まっている様子が写っています。
ところで、もう1枚、これと関連するベリカードを、持ってきました。
「バチカン放送」日本語放送を聴いて、1987年にいただいたベリカードです。
使われている写真は、教皇が赤じゅうたんの敷かれた、飛行機のタラップを上がっているところです。
写真の説明文がないので、撮影された場所がどこなのかがはっきりしませんが、周りの状況から推理すると、どうやら、1984年に教皇が韓国を訪問し、帰国する時の写真のようです。
金浦空港で赤じゅうたんの真ん中に立ち、教皇を見送るのは、当時の全斗煥大統領でしょう。
1984年は、「韓国の昔の伝統行事や農民の暮らし」を絵にしたシリーズで、6月からの後半分です。
(1984年) 6月、「村の広場で、女性たちか輪になって踊っている絵」です。
「カンガンスルレ」という、月夜にする行事のようです。歌と踊りが一つになった女性だけの遊びで、陰暦8月15日前後に行われるそうです。
7月、「真夏の頃の農村風景」で、畑では、大きく育ったウリを収穫していて、川では、網に魚を追い込んでいます。
8月、「田んぼの稲刈り時期の風景」です。
稲刈り中の男たちに、食事や飲み物を運ぶ母と子の姿が描かれています。お母さんは頭に食べ物をのせ、女の子は赤ちゃんをおぶっていますが、やんちゃな男の子と犬はじゃれあっています。
9月、収穫した穀物を、谷川の水を利用した、「水車を使って精米した後の絵」でしょう。
牛の背中には、米の俵がいくつも積まれています。絵は、山水画風の描き方ですね。
10月、「秋の収穫後の農家の1日の様子」です。
庭で、蓑を使って穀粒をモミガラや藁クズを分けたり、また、餅をついたりと、いそがしくしています。おばあさんは、孫にご飯を食べさせています。
11月、「農家の食事支度の様子」です。
石臼で何かを挽いて粉にしていたり、かまどでごはんを炊いていたり、庭では練った粉のホットク? を焼いていたり、また、出来上がった食べ物を隣の人に分けたりしています。
12月、「綿の実から、糸を紡いでいる様子」です。
綿の実から綿をより分け、弓のような棒を使って綿打ちをしてふくらませ、糸車を使って、綿から糸を紡ぐという、冬の時期に女性が家内でする仕事のようです。
さて、この年の5月、ローマ教皇ヨハネ・パウロⅡ世が、韓国を訪問しました。ちょうど、韓国カトリック教会100年周年にも当たっていました。ラジオ韓国でも、その時のミサの写真を載せた、記念のベリカードが発行されました。
二つ折りの大型カードで、これは受信データが書かれていないブランクのカードですが、表面、内面、裏面です。
表面は、韓国人の聖人? そのほか神父や祈る人たちのイラストが描かれています。
内面は、説明文と受信確認証になっています。
裏面には、ソウルのヨイド広場で韓国人殉教者 103人の列聖式が行われ、教皇の話を聞くために、100万人という人々が集まっている様子が写っています。
ところで、もう1枚、これと関連するベリカードを、持ってきました。
「バチカン放送」日本語放送を聴いて、1987年にいただいたベリカードです。
使われている写真は、教皇が赤じゅうたんの敷かれた、飛行機のタラップを上がっているところです。
写真の説明文がないので、撮影された場所がどこなのかがはっきりしませんが、周りの状況から推理すると、どうやら、1984年に教皇が韓国を訪問し、帰国する時の写真のようです。
金浦空港で赤じゅうたんの真ん中に立ち、教皇を見送るのは、当時の全斗煥大統領でしょう。