紹介する新ベリがなくなりましたので、古いベリカードの紹介で、FEBC関連です。
キリスト教放送局「FEBC」(Far East Broadcasting Company極東放送)の日本語放送は、フィリピン・マニラから放送されていましたが、1973年11月からアメリカ・サンフランシスコ局「KGEI」からも、日本語放送が始まりました。
その翌月に夜8時からの番組を聴き、KGEI局へレポートしたところ、アメリカにある局ながら、マニラ局(DZF2)と同じベリのデザインだったので、ちょっと驚きました。
(1973年) 「地球にイナズマのデザイン」です。
2枚を並べてみました。

表面です。KGEIは、中南米向けの放送もしていたので、スペイン語で「友情の声」と書かれてあります。

元々、KGEIは1939年にゼネラル・エレクトリック社により設立された局なので、社名のGEが入った由緒あるコールサインで、1960年にFEBCが獲得しました。
その後、長く聴いていませんでしたが、1983年にKGEIへ受信レポートを送ると、東京支局へ送付すればベリを発行する、と書かれた絵ハガキでの返信をいただきました。

この頃は、午後8時半からの1時間番組で、レポートは東京で受け付け、カードはサンフランシスコから送られてきました。
(1983年) 5月にいただいたのは、日本語放送再開(Restoration of FEBC Japanese schedule) の、握手をしている手を描いたステッカーが貼られているベリでした。再開ということは、しばらく日本語放送を休止していた時期があったのでしょうか。

(1983-85年) アメリカ各州の位置と州旗や州花が採り上げられている“Discover the 50 states”シリーズのカードになっていて、2週間に1種ずつ発行されるという話でした。







集められたのは、これだけです。
サンフランシスコからの日本語放送は1985年5月、マニラ局からの日本語放送と共に廃止され、その後、KGEI局は1994年7月に廃局となったようです。
ところで、余談です。
KGEIからの50州ベリカードを見ていたら、変な記号を見つけました。最初は汚れかと思ったのですが、F2やA4やP0のような文字がスタンプされています。(一部分を切り取り)

正体はハッキリとはわかりませんが、どうやら、アメリカ郵政の郵便区分記号のようです。この時期のカードに押されています。
最近では、蛍光赤色や黒色の区分バーコードが押されて届きます。カードのデザイン面にも押されたりしていますので、汚れ以外の何物でもありません。日本でも、バーコードは押されていますが、透明の特殊インクで見えません。こんなことには、アメリカ人は無頓着なのでしょうか。
キリスト教放送局「FEBC」(Far East Broadcasting Company極東放送)の日本語放送は、フィリピン・マニラから放送されていましたが、1973年11月からアメリカ・サンフランシスコ局「KGEI」からも、日本語放送が始まりました。
その翌月に夜8時からの番組を聴き、KGEI局へレポートしたところ、アメリカにある局ながら、マニラ局(DZF2)と同じベリのデザインだったので、ちょっと驚きました。
(1973年) 「地球にイナズマのデザイン」です。
2枚を並べてみました。

表面です。KGEIは、中南米向けの放送もしていたので、スペイン語で「友情の声」と書かれてあります。

元々、KGEIは1939年にゼネラル・エレクトリック社により設立された局なので、社名のGEが入った由緒あるコールサインで、1960年にFEBCが獲得しました。
その後、長く聴いていませんでしたが、1983年にKGEIへ受信レポートを送ると、東京支局へ送付すればベリを発行する、と書かれた絵ハガキでの返信をいただきました。

この頃は、午後8時半からの1時間番組で、レポートは東京で受け付け、カードはサンフランシスコから送られてきました。
(1983年) 5月にいただいたのは、日本語放送再開(Restoration of FEBC Japanese schedule) の、握手をしている手を描いたステッカーが貼られているベリでした。再開ということは、しばらく日本語放送を休止していた時期があったのでしょうか。

(1983-85年) アメリカ各州の位置と州旗や州花が採り上げられている“Discover the 50 states”シリーズのカードになっていて、2週間に1種ずつ発行されるという話でした。







集められたのは、これだけです。
サンフランシスコからの日本語放送は1985年5月、マニラ局からの日本語放送と共に廃止され、その後、KGEI局は1994年7月に廃局となったようです。
ところで、余談です。
KGEIからの50州ベリカードを見ていたら、変な記号を見つけました。最初は汚れかと思ったのですが、F2やA4やP0のような文字がスタンプされています。(一部分を切り取り)



正体はハッキリとはわかりませんが、どうやら、アメリカ郵政の郵便区分記号のようです。この時期のカードに押されています。
最近では、蛍光赤色や黒色の区分バーコードが押されて届きます。カードのデザイン面にも押されたりしていますので、汚れ以外の何物でもありません。日本でも、バーコードは押されていますが、透明の特殊インクで見えません。こんなことには、アメリカ人は無頓着なのでしょうか。