チェコ・プラハに住む友人から送られてきた、「プラハの風景写真」です。
まずは、旧市街広場にある「聖母マリアの柱」(Mariánský sloup) です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/70/c2b7997e476ac1fa9fe115a2e1b00931.jpg)
2020年6月4日に、マリア像柱が再建されましたが、今年になってから、悪魔と戦う3人の天使像が台座に追加され、先週、作業員が、さらに像に翼を付けているところです。
再建専門委員会の方々も、やって来て見守っています。そして、8月には、4人目の天使像が追加される予定だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/ed/3b27f05fd3cbf9e2bfdf52ce97bfeb91.jpg)
元々の聖母マリア柱は、1650年に皇帝フェルディナンド3世によって、スウェーデン兵による1648年の攻撃からプラハを守ってくれたことに対し、マリア様に感謝を捧げるために建てられました。(1900年に撮影された写真です)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/2a/c57b88f56d2932c79c539e652eb2c9fd.jpg)
ただ、1918年のチェコスロバキア独立直後、オーストリア・ハプスブルク帝国を象徴するものだ、との誤った主張により、同年11月3日に破壊されてしまいました。
柱の高さは6m。頂上に設置されたマリア像はレプリカとのことで、今回、これらの天使像を新たに造るために、月日がかかったのでしょう。
「ヤン・フス像」の隣に再建されて以来、旧市街広場の新名所になっています。
次は、旧市街広場に面した「ティーン教会」の東側にある、昔の「税関 (ティーン) 建物」です。
建物の後ろに見えている尖塔は、ティーン教会のです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/de/9a21f7fb39d7a9dbac8e6f5c58cac5ce.jpg)
教会は、正式には「ティーンの前にある聖母教会」(Chrám Matky Boží před Týnem) と言いますので、後方にティーンがありました。また、古いドイツ語では、「ウンゲルト」(Ungelt、義務税の意)とも、呼ばれていました。
11世紀以来、外国の商人はプラハに到着すると、まずここに来て、税金を支払わなければなりませんでした。この一角が、ティーン・アレー (Týnská ulička、アレー=通路) になっています。
現在、これら当時の歴史的な家は、大学や博物館として利用されていて、周りには、観光客向けの小さな喫茶店や飲食店があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/64/83ed87e9aac759ddc895bc858b67e2ae.jpg)
通りは、石畳みで非常に狭いですが、観光馬車が通っています。
14世紀に建てられたと言われる、この建物は、「金の指輪の家」(Dům U Zlatého prstenu) と呼ばれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/80/ff6ab3884dcb71e14b845b7d24018909.jpg)
邪悪な力から家を守ってくれるよう、門の上に金のリングを吊るした、との言い伝えから、シンボルの看板が掛けられています。現在は、「プラハ首都博物館」(Muzeum hlavního města Prahy) として、利用されています。
少し南の方にある、「エステート国立劇場」(narodni divadlo) で、1783年に建てられた、ヨーロッパで最古の劇場の1つです。ドイツ語が主流だったプラハで、チェコ語での最初の演劇が、1785年にここで上演されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/c6/dd94bed6ddac3da4466ac9f1418fd554.jpg)
そこから東へ行くと、1475年に造られた、「火薬塔」(Prasna brana、Powder tower) です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/69/32026101667d19ecd6d36791e8413eef.jpg)
ゴシック様式で、旧市街を取り囲んで守っていた城壁の門の1つです。17世紀に火薬の保管庫として使われていたので、火薬塔と呼ばれています。
1878~1886年に再建されました。1856に撮られた写真で、塔の頂上は、今と異なっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/1f/645793ccab4ae539e0baa30204240c7f.jpg)
1918年までの王制時代ままの姿で、王の像、王室の装飾、「Praga Caput Regni」(プラハ王国の長) の文字板が掲げられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/bb/bb4fc0faa59f16a6dbbadeac3bf463a6.jpg)
元々の門の入口だった道は、車が通行し、歩行者は、塔と「市庁舎」 (1912年に完成) を結ぶ通路橋の下に造られた歩道を通ります。
街中を、観光客が乗るクラシックカー仕様の車が走っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/7a/da3bdddc251dfb97d0d79b69a01cd997.jpg)
手作りの製品を販売している工芸品店です。入口には、魔女のような人形が置かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/a5/7280c2b73c4f42ec5b13f711ff6ecbbb.jpg)
トラム (路面電車) のラッピングカーです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/9d/53258798d2ce79c7ae21557273bab954.jpg)
小説家の「フランツ・カフカ」(Franz Kafka) を、デザインしたもので、プラハで活動するイラストレーターの「シモーナ・ロレ」(Simona Lore) の作品です。(ロレさんの写真はネットから)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/3a/d4011ef830569ad5479cae4daa7cd6c8.jpg)
今年は、カフカ死去から100年 (1924年6月3日没) にあたるので、Kafka24プロジェクトの一環として、4月9日から、15T4タイプのトラムが運行されています。
最後は、「平和広場」での、「国際リサイクルツアー」という名前のイベントです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/2a/58f5f2b24f4e3bce1b61d8a5c30880a7.jpg)
若者のグループが、空き缶を使って、ウミガメの絵を描いているところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/35/249ccaa08b38944fce32220c66ffc4b2.jpg)
まずは、旧市街広場にある「聖母マリアの柱」(Mariánský sloup) です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/70/c2b7997e476ac1fa9fe115a2e1b00931.jpg)
2020年6月4日に、マリア像柱が再建されましたが、今年になってから、悪魔と戦う3人の天使像が台座に追加され、先週、作業員が、さらに像に翼を付けているところです。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/42/6bd0b710a369a8d64fc2b7eba084b943.jpg)
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再建専門委員会の方々も、やって来て見守っています。そして、8月には、4人目の天使像が追加される予定だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/ed/3b27f05fd3cbf9e2bfdf52ce97bfeb91.jpg)
元々の聖母マリア柱は、1650年に皇帝フェルディナンド3世によって、スウェーデン兵による1648年の攻撃からプラハを守ってくれたことに対し、マリア様に感謝を捧げるために建てられました。(1900年に撮影された写真です)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/2a/c57b88f56d2932c79c539e652eb2c9fd.jpg)
ただ、1918年のチェコスロバキア独立直後、オーストリア・ハプスブルク帝国を象徴するものだ、との誤った主張により、同年11月3日に破壊されてしまいました。
柱の高さは6m。頂上に設置されたマリア像はレプリカとのことで、今回、これらの天使像を新たに造るために、月日がかかったのでしょう。
「ヤン・フス像」の隣に再建されて以来、旧市街広場の新名所になっています。
次は、旧市街広場に面した「ティーン教会」の東側にある、昔の「税関 (ティーン) 建物」です。
建物の後ろに見えている尖塔は、ティーン教会のです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/de/9a21f7fb39d7a9dbac8e6f5c58cac5ce.jpg)
教会は、正式には「ティーンの前にある聖母教会」(Chrám Matky Boží před Týnem) と言いますので、後方にティーンがありました。また、古いドイツ語では、「ウンゲルト」(Ungelt、義務税の意)とも、呼ばれていました。
11世紀以来、外国の商人はプラハに到着すると、まずここに来て、税金を支払わなければなりませんでした。この一角が、ティーン・アレー (Týnská ulička、アレー=通路) になっています。
現在、これら当時の歴史的な家は、大学や博物館として利用されていて、周りには、観光客向けの小さな喫茶店や飲食店があります。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/64/83ed87e9aac759ddc895bc858b67e2ae.jpg)
通りは、石畳みで非常に狭いですが、観光馬車が通っています。
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14世紀に建てられたと言われる、この建物は、「金の指輪の家」(Dům U Zlatého prstenu) と呼ばれています。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/80/ff6ab3884dcb71e14b845b7d24018909.jpg)
邪悪な力から家を守ってくれるよう、門の上に金のリングを吊るした、との言い伝えから、シンボルの看板が掛けられています。現在は、「プラハ首都博物館」(Muzeum hlavního města Prahy) として、利用されています。
少し南の方にある、「エステート国立劇場」(narodni divadlo) で、1783年に建てられた、ヨーロッパで最古の劇場の1つです。ドイツ語が主流だったプラハで、チェコ語での最初の演劇が、1785年にここで上演されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/c6/dd94bed6ddac3da4466ac9f1418fd554.jpg)
そこから東へ行くと、1475年に造られた、「火薬塔」(Prasna brana、Powder tower) です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/69/32026101667d19ecd6d36791e8413eef.jpg)
ゴシック様式で、旧市街を取り囲んで守っていた城壁の門の1つです。17世紀に火薬の保管庫として使われていたので、火薬塔と呼ばれています。
1878~1886年に再建されました。1856に撮られた写真で、塔の頂上は、今と異なっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/1f/645793ccab4ae539e0baa30204240c7f.jpg)
1918年までの王制時代ままの姿で、王の像、王室の装飾、「Praga Caput Regni」(プラハ王国の長) の文字板が掲げられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/f5/add4b335ea7ed950bafc8aae865a76b1.jpg)
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元々の門の入口だった道は、車が通行し、歩行者は、塔と「市庁舎」 (1912年に完成) を結ぶ通路橋の下に造られた歩道を通ります。
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街中を、観光客が乗るクラシックカー仕様の車が走っています。
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手作りの製品を販売している工芸品店です。入口には、魔女のような人形が置かれています。
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トラム (路面電車) のラッピングカーです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/9d/53258798d2ce79c7ae21557273bab954.jpg)
小説家の「フランツ・カフカ」(Franz Kafka) を、デザインしたもので、プラハで活動するイラストレーターの「シモーナ・ロレ」(Simona Lore) の作品です。(ロレさんの写真はネットから)
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今年は、カフカ死去から100年 (1924年6月3日没) にあたるので、Kafka24プロジェクトの一環として、4月9日から、15T4タイプのトラムが運行されています。
最後は、「平和広場」での、「国際リサイクルツアー」という名前のイベントです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/f9/7bc5f9973ff398f4da20a3bd80661339.jpg)
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若者のグループが、空き缶を使って、ウミガメの絵を描いているところです。
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