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こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

坂本龍一と糸井重里の会話にむせび泣く。

2005-05-15 20:09:30 | 坂本龍一のサウンドストリート
おだやかな時間が流れていく・・・・・・。

昔の「坂本龍一のサウンドストリート」(1981年4月~)のカセットテープを聞くと、子守唄のように、自分の精神が鎮静していくのがわかる。

自分の一番とがった思春期であったこの頃、大げさでは無く、音楽とラジオだけが自分の生きる支えであった。
明日は(自殺も含めて)死んでいるかもしれない、何処で何かやっているかわからない自分の危うい状況の中、暗い中、自分にとって薄明かりを放つ声を必死にヘッドフォンに夜な夜なしがみついて聴いていたあの日。

★4月14日糸井重里さんがゲストの巻き。
Carole King の「You've Got a Friend」が流れる。(選曲は糸井さん)
糸井さんがアメリカでポルノ映画を見に行った時に流れていたというこの曲。

坂本「Carole King のYou've Got a Friendだけど・・何で、今、これなの。?」
糸井「最近センチメンタルでね。
わりと、寂しいとか悲しいとか肯定的に捉えられるようになっている訳。
(今回)わりと優しい歌ばっかりもってこようと思ったの。

印象的なのは、ハワイでポルノを見たときに、バックにこれがかかったんだよね。
すっごい合うんだよね。
何をしていても寂しいし、何をしていても寂しくない・・・。」
坂本「ポルノって寂しいもんなんだな。やっぱり。見に行くのも寂しいし。」
糸井「してる人ってのもやっぱり寂しいしんだよね。」
坂本「You've Got a Friendってのも寂しいしね・・・。」



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