10月は神無月、かんなづき。
土地土地の神様が、みんな出雲に集まってしまうから、神が居なくなる月、と言われているが、持っている神道の本をぱらぱらめくっていると、この本では「それは俗説」と書いてある。
10~11月は、収穫祭や秋祭りが各地で行われるので、不在というのはおかしなことで、「神の月」の「の」が音から「無」に変わったという。
そう言われるとしっくりくる。
じゃあ、元々、日本で「神」と呼ばれるものはどんなもの?
と調べると、江戸中期の国学者である本居宣長(もとおりのりなが)の解釈では、「神」とは”人智では理解出来ないものや、その働き”。
カミを、カ(火)ミ(水)と源とする説もあるようだが、宣長は「・・・龍・樹・霊・狐などのたぐひも、すぐれてあやしき物・・・」と記した、という。
今日は台風の影響で一日雨降り。室内に居る時間が長かった。
午前0時の段階の情報では、四国沖に台風は居て、明日朝には関東を直撃するコースになっている。
NHKラジオ深夜便を聞いている。日曜夜の担当は、明石勇さん。
枕元でミニラジオに耳を傾けながら、おやすみミュージックを。
■大貫妙子 「彼と彼女のソネット(T'en Va Pas)」■