こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2012年9月21日 金曜日 「秋分の日」前日=「いまだに夏」の夜

2012-09-21 23:41:09 | 雑記帳


今年の盛夏は、珍しくずいぶんと食欲があった。
暑さに弱い自分の肉体が、その方角を向いたのは偶然だろうか?
あるいは、その不思議な現象は、心身が緊急を感知したからなのか?
要因は不明。

最近は、欲しいと思える最低限以上の食をとらない。
そんな元の姿に戻る。

***

魚、豆類、それにお米。
豆は、ナッツ・枝豆・納豆・豆腐等々。。。。。

豆腐はつくづくおいしいものだと、最近改めて思った。

安い豆腐を買ってはならない。
消泡剤なし、と記載されたものを探して買って食べた。
ほんとは、なつかしい笛を吹きながら「とお~ふ~」。。。。
と自転車でやってくるお豆腐屋さんをその場で捉まえるのが一番だが。
お皿を持っていくと、自転車の荷台の箱の水の中に浮かんだお豆腐。
懐かしい。。。
しかし、そんなお豆腐屋さんがプーッと流している時間に、自分はアウシュビッツに拘束されている。

日々、調味料でごまかしがちな、乱暴極まりない食への気付き。
そこから、調味料うっすらで食べるようにする。
その行動は、健康おたくの「塩分ひかえめ・・・」とは無縁である。

ほんの少しのダシしょうゆでお豆腐を食べる。
そこではじめて、その素材自体がどうなのかが分かる。
豆腐という色形をしただけのニセモノと、本物の豆腐の違いが分かることを、今大事にしている。

***

野菜は正直、日本の流通に乗ったものにはほとんど味が無い。
幼い頃に初めておいしさを理解して克服した時のピーマンは、もっと苦くて・濃い味だったように思う。
今、食べるにがうり(ゴーヤ)くらいの感触。

そんな野菜は悔しいかな、もう二度とその大陸には立ちたくない某国で食べた「<自分ら>用野菜」の旨さにはかなわない。
逆に言えば、それ以外の輸出品は農薬三昧で、それが日本の流通ルートに流れている。
ゆえに、最近は、生産者の顔・届くまでの経路が見える野菜を好む人たちが増えた。

幼稚園の遠足のはるかなる記憶のかなた。
松戸の畑でさつまいもを引っこ抜いた体験。青空の下でうれしかった時空。
土のにおい。その頃、お芋は美味しかった。

味が無い、と分かりつつ、つい近くのスーパーで・・・
と、安直に済ませる習慣はやめねばならない。
そう、今は思っている。

***

~今夜の夜想曲~
かつて、'83年1月の寒い夜。
クロスーバーイレブンで出会い、エアチェックしたアイスハウスの曲。
日本で2枚目の発売だった「プライベート・マン」より流れた「グラム」、そして自国の大地を歌った繊細なる名曲「グレイト・サザン・ランド」。。。

■Icehouse 「Great southern Land」 '82■



【神保町で発見した、'89年再発されたシングル盤。アイヴァ・デイヴィスのクレジット。】
コメント (1)
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