こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2012年9月22日 土曜日 「秋分の日」の夜明け 「これにて一件落着」か?

2012-09-22 06:43:03 | 音楽帳
1時半に、いつもの通りおくすりを飲んで、真っ暗闇にカラダを横たえる。
眠りとは、いわば生の中の死の時間。いったん生の時間を絶つことで再生させる日々のON/OFFスイッチ機能。

・・・と思いきや、足に激痛を覚える。足の親指がピンコ立ち。
最初は片足だったものが、次第にもう片方の足へ。

両足が吊ってしまい、必死に眠りと覚醒の境界線で指を曲げたりして、吊るのを緩和させようとするのだが、なかなか収まらない。
激痛との闘いを数十分。・・・やっと収まると、起きてしまい、外を見れば次第に夜が明けていく。
時計は5時を指していた。

びっこを引きずりながら、夜明けの空に向けて、何枚かシャッターをパンパンパンと切る。
窓を開けると、未だ無かった湿度・温度の低いおだやかな空気。

長々と続いた暑さも「これにて一件落着」か?
そうであれば、愛する動植物・生き物たちには幸いなれども。

いつもどおり、パンツ1枚の裸族で寝たものの、やたら鼻をすすっている。
夏、ねっとりした暑さへの対処は、やっと緩めて良いのかもしれない。
しかし、雨が降れば、その翌日は反動で暑くなる、を繰り返すのは恒例なので、まだ警戒態勢は崩せない気もしているが。。。

昨日は、やっと30℃を切った。
最高気温26.9℃・最低気温23.1℃の東京。

このグラフは、9月の日別の最高気温と最低気温の流れ。
ためしに深層深い1981年9月と今年の9月の東京を比較して作ってみた。(気象庁データ参照)

赤は今年2012年、青は1981年。
実線は最高気温・点線は最低気温。
たかだか30年で、こんなにも状況はひどくなっているのが、可視化されてわかる。

青線の1981年、月末に1日だけピョコッと気温が上がった日はあったものの、9月に入り、だらだらと温度が低下傾向に入っている。
これに反して赤線の2012年の最低気温が、1981年の最高気温とほぼ重なっており、最高気温は30℃越えが続いてきたのが明白に見える。

地球は、長いここ数千年の歴史の中、この100数十年でそれまでの数千年と違う世界を作ってしまった。
そう言われることが多い。
ここ100数十年とそれより前には、確実なる断層線が入っている。
たかだか30年ごときで、気温1つとってもこの有様。
我々が居る渦中の世界。これが如何に異常世界なのか?
過去の先人には理解されない。
数千年をたかだか100数十年で壊してしまった異常世界に突入しているのは、何も気温だけのことではない。

***


涼しくなるのはありがたいことだが、気分は妙に冷ややかな状態で覚醒している。
久々に、ブライアン・イーノの「ミュージック・フォー・エアポート」の「1/2(ワン・オーヴァー・トゥー)」が脳に流れ出したので、夜明けに聴いていた。

■Brian Eno  「1/2」1978■
コメント (2)
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