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「幻滅のたびに甦る期待はすべて、未来論の一章を示唆する。」(Novalis)

松田聖子

2009年08月22日 | 80年代文化論(音楽)
1980
松田聖子「裸足の季節」1980.4.1

松田聖子「青い珊瑚礁」1980.7.1

松田聖子「風は秋色」1980.10.1

1981
松田聖子「チェリー・ブラッサム」1981.1.21

松田聖子「夏の扉」(ここまで作詞は三浦徳子)1981.4.21

松田聖子「白いパラソル」(ここから作詞は松本隆)1981.7.21

松田聖子「風立ちぬ」1981.10.7

1982
松田聖子「赤いスイートピー」1982.1.21

松田聖子「渚のバルコニー」1982.4.21

松田聖子「小麦色のマーメイド」1982.7.21

松田聖子「野バラのエチュード」1982.10.21

1983
松田聖子「秘密の花園」1983.2.3

松田聖子「天国のキッス」1983.4.27

松田聖子「ガラスの林檎」1983.8.1

松田聖子「瞳はダイアモンド」1983.10.28

80年代の日本文化を考える上で、松田聖子がきわめて重要なのは当然なんですけれど、それが一体どんな論を展開できるのかは、いずれ整理するとして、ここには、個人的な体験を書いておこうと思います。

ぼくが最初に自分のお小遣いで買ったレコードは、「風は秋色」でした。いまでも、近所のサンピア(千葉県東金市にあった当時唯一の文化的なショッピングセンター)の多田屋でレコードを購入し、まだ舗装されていないぬかるんだ道を子どもの自転車に乗って帰ったときのことを覚えています。ジャケットがともかく松田聖子のドアップで、ちょっとピンぼけしているくらいアップで、それがともかくドキドキと嬉しかったなあ。その翌年の年末には、RCサクセションの武道館ライブをたまたまテレビで見て、RCの大ファンになるのですけれど、その間も聖子ちゃんファンであり続け、レコードは、「小麦色のマーメイド」まで買い続けました。9才から11才までの早熟な疑似恋愛。