Blog: Sato Site on the Web Side

「幻滅のたびに甦る期待はすべて、未来論の一章を示唆する。」(Novalis)

Chim↑Pom『アイムボカン』展

2007年12月07日 | Weblog
12/6
高円寺の無人島プロダクションにて、Chim↑Pomの「サンキューセレブ・プロジェクト アイムボカン」展を見に行く。この展覧会は、いわばオークションの見本展のようなもの。12/15に予定されているオークション・イベントを見ることで完結する。そこで売っているだろうDVDを見せて頂いた。鳥肌が立つ素晴らしい映像作品だった(上の「無人島プロダクション」をクリックすると、その映像の一部を用いたオークションのCMが見られます)。コンセプチュアル・アートはよくも悪くも出来がユルく見える。ふざけているように見える。でも、Chim↑Pomのいまの活動は、なにかそうした次元でうんぬんするような類のものではなくて、なんというか時代の体温を見事に体現しているもののように思う。展示は明日まで。必見です。また12/15のオークション・イベントも何やら歴史的出来事になりそうな予感あり。

で、そこで無人島のFさんからさりげなく聞いたんですが、どうも12/22, 23にある「HARAJUKU Performance+」でのChim↑Pomの展示(?)は、なにやらすごいそうです。来年は何件かの国際的な活動がすでに予定ずみの彼らの今後が垣間見えるとか。期待して見に行こうと思います。