Blog: Sato Site on the Web Side

「幻滅のたびに甦る期待はすべて、未来論の一章を示唆する。」(Novalis)

上智大での研究会

2005年11月14日 | Weblog
のことは、ここで何度かお話ししていると思います。現代美学研究会といいます。また、紹介しておきたいと思いました。

現代美術批評を読む、というテーマで、今年度は東京藝術大学の院生の方々、また慶應義塾大学の学部生の方も来て下さりと、なかなか活発な議論の場になっていたのですが、今日はなんと当上智大学の先生でモダニズム系美術批評の専門家であるH先生がいらして下さり、一層深く面白い場所になってきました。実に、面白い感じです(次回以降も先生参加して下さる模様です)。専門家は先生の他にはいないので、その分自由闊達な意見の交換があったりしています。

次回は、再来週の月曜日、よる七時から。テクストは、マイケル・フリードを批判したロザリンド・クラウスの短い論文と、フリードのクールベ論です。学部生にはちょっとハードル高い状態ではありますが、真剣にこの分野について研究したい知りたいという方には、この会、良い場所になろうとしている気がします(手前味噌ですが)。参加者は随時募集しております、メール頂ければ詳細をお伝えします。