手技療法では、最終的な治療部位を触診で決定します
ですから、触診はとても大切なのだということは何度かふれてきました。
ところが触診していても、ふつうに触れただけではどこに制限があるのかわからないことがあります
≪制限というのは圧痛・硬結・瘢痕・短縮・緊張亢進・トリガーポイントなどなど、手技療法が治療対象とする体性機能障害の部位ということにします。≫
触れたとき、下の図のように制限が逃げてしまうんですね
そんな時には、どうすれば良いのでしょうか?
組織を伸張して、やや緊張させた状態で触れると制限が逃げにくくなり、検出しやすくなります
このように伸張することで全体的に緊張させると、もともと制限があったところはいくらか固定されるからわかりやすくなるんですね
例えば頚肩部なら、側屈させた状態で触れると、最も緊張している組織がピンと糸が張り詰めるように、あるいは浮き上がるように感じられます。
上の図では制限をオレンジのだ円で表していますが、実際には線維性の索状に触れることもあります。
この方法は全身どこにでも用いることができるので、覚えておくとよいですよ
反対に深部にある組織は、起始と停止を近づけて、表面を弛緩させておくとわかりやすいです
例えば、中殿筋の奥にある小殿筋の場合、側臥位で股関節を外転させて触れるなどがこれにあたります。
ついでに覚えておきましょう
ですから、触診はとても大切なのだということは何度かふれてきました。
ところが触診していても、ふつうに触れただけではどこに制限があるのかわからないことがあります
≪制限というのは圧痛・硬結・瘢痕・短縮・緊張亢進・トリガーポイントなどなど、手技療法が治療対象とする体性機能障害の部位ということにします。≫
触れたとき、下の図のように制限が逃げてしまうんですね
そんな時には、どうすれば良いのでしょうか?
組織を伸張して、やや緊張させた状態で触れると制限が逃げにくくなり、検出しやすくなります
このように伸張することで全体的に緊張させると、もともと制限があったところはいくらか固定されるからわかりやすくなるんですね
例えば頚肩部なら、側屈させた状態で触れると、最も緊張している組織がピンと糸が張り詰めるように、あるいは浮き上がるように感じられます。
上の図では制限をオレンジのだ円で表していますが、実際には線維性の索状に触れることもあります。
この方法は全身どこにでも用いることができるので、覚えておくとよいですよ
反対に深部にある組織は、起始と停止を近づけて、表面を弛緩させておくとわかりやすいです
例えば、中殿筋の奥にある小殿筋の場合、側臥位で股関節を外転させて触れるなどがこれにあたります。
ついでに覚えておきましょう