日本生産性本部余暇創研がまとめた、「レジャー白書2023」によると、レジャー参加人口のうち、ドライブは2021年の2850万人から22年は3300万人に増加。順位も7位から5位に上昇している。
白書によると、ドライブ人口は、コロナ前の18年は4160万人、19年は3960万人で推移していたが、コロナ禍での緊急事態宣言などで外出自粛が求められる中で20年は3340万人に落ち込んでいた。
一方で20年のドライブ人口3340万人は、7月(東京発着のみ10月)から12月まで行われたGoToトラベルキャンペーンに下支えされた面もある。21年は県民割やブロック割のみで、22年は全国旅行支援などがドライブの追い風となった。
他のレジャー参加人口に目を向けてみると、国内観光旅行が21年の3230万人から22年は4080万人に増加。順位も6位から1位にジャンプアップし、19年以来の首位を奪還した。当時は5400万人で2位の外食4350万人を大きく引き離していた。
石油通信社