本紙推計による石油元売各社の9月中旬(20日現在)の販売動向によると、ガソリンは前年同期比92.0%と上旬に比べ失速した。これをオールジャパンのガソリン販売量として推計すると、259万3千klとなる。
9月中旬のガソリン販売は、経済活動再開で徐々に需要が回復。19日から22日までの4連休を前にした需要も堅調に推移していたが、前年比でみると消費増税前の駆け込み需要の反動を受けるため、伸び率は大きく落ち込んだ。参考までに前々年比で推計すると96.1%となり、年率2~3%の需要減退ペースを含めても、ほぼ需要並みで推移していることがわかる。ただし、前々年は9月6日に発生した北海道胆振東部地震と全道ロックダウンによる影響、前年は9月9日に千葉市付近に上陸した台風15号の影響をふまえる必要がある。
石油通信社
9月中旬のガソリン販売は、経済活動再開で徐々に需要が回復。19日から22日までの4連休を前にした需要も堅調に推移していたが、前年比でみると消費増税前の駆け込み需要の反動を受けるため、伸び率は大きく落ち込んだ。参考までに前々年比で推計すると96.1%となり、年率2~3%の需要減退ペースを含めても、ほぼ需要並みで推移していることがわかる。ただし、前々年は9月6日に発生した北海道胆振東部地震と全道ロックダウンによる影響、前年は9月9日に千葉市付近に上陸した台風15号の影響をふまえる必要がある。
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