石油通信社のブログ

石油通信社は、石油エネルギーを中心とした情報を発信しています。

ガソリン92%、前年の反動で伸び率は低迷 9月中旬の販売動向、実需は徐々に回復へ

2020-09-25 07:43:46 | 日記
本紙推計による石油元売各社の9月中旬(20日現在)の販売動向によると、ガソリンは前年同期比92.0%と上旬に比べ失速した。これをオールジャパンのガソリン販売量として推計すると、259万3千klとなる。
9月中旬のガソリン販売は、経済活動再開で徐々に需要が回復。19日から22日までの4連休を前にした需要も堅調に推移していたが、前年比でみると消費増税前の駆け込み需要の反動を受けるため、伸び率は大きく落ち込んだ。参考までに前々年比で推計すると96.1%となり、年率2~3%の需要減退ペースを含めても、ほぼ需要並みで推移していることがわかる。ただし、前々年は9月6日に発生した北海道胆振東部地震と全道ロックダウンによる影響、前年は9月9日に千葉市付近に上陸した台風15号の影響をふまえる必要がある。

石油通信社
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 油価は粗い値動き、今後も不... | トップ | 油価回復でHS仕切価格は約... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事