さっぽろ物理塾です

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希望を込めての日記・エッセイです。

さっぽろ物理塾  おいしいコーヒーを入れる

2010-10-08 17:16:56 | 日記・エッセイ・コラム

自分でコーヒーを炒って入れて飲む  いいもんです。

伯父家族は、ブラジルで長く農業を営んで帰国しました。伯父と伯母が教えてくれました。

1 コーヒーは、収穫して3年後の豆を選別(虫食い、変形)して炒器(オリジナル円筒形)で炒る。豆の表面に油が浮き出そうになる時、火から離して素早く粗熱を取り、密閉カンに入れる。

2 出来るだけ細かく挽く。

3 2人前  約40gの粉を耐熱容器に入れる。これに約50cc(かなり濃い)から60cc(濃い)の湯(約80℃)を注ぐ。上部に炭酸ガスの泡が充満して、中の香りが逃げない。3分たったらゆっくりかき混ぜる。別の容器を用意して、ネル袋(なければペーパーフィルタ)でこす。少し温める(約60℃)。

4 二つの小さなカップを温めておき、入れる。砂糖(細かいほうが良い)は好みの分、先に入れておく。 かなり濃い。さめても温めないのが確かにおいしい。ブラジルでは、くつろぐときこうして、1杯で1時間くらいゆっくり飲んでいました。

5 この方法で入れたコーヒーは、時間がたっても濁らない。 なぜでしょう? これも物理。

6 私のコーヒーは大評判。伯父・伯母に大感謝。お二人とも、亡くなって久しく、私はコーヒーの味を継いでいます。おためしあれ。

        URL  http://www4.ocn.ne.jp/~b-juku/     もどうぞ