自分でコーヒーを炒って入れて飲む いいもんです。
伯父家族は、ブラジルで長く農業を営んで帰国しました。伯父と伯母が教えてくれました。
1 コーヒーは、収穫して3年後の豆を選別(虫食い、変形)して炒器(オリジナル円筒形)で炒る。豆の表面に油が浮き出そうになる時、火から離して素早く粗熱を取り、密閉カンに入れる。
2 出来るだけ細かく挽く。
3 2人前 約40gの粉を耐熱容器に入れる。これに約50cc(かなり濃い)から60cc(濃い)の湯(約80℃)を注ぐ。上部に炭酸ガスの泡が充満して、中の香りが逃げない。3分たったらゆっくりかき混ぜる。別の容器を用意して、ネル袋(なければペーパーフィルタ)でこす。少し温める(約60℃)。
4 二つの小さなカップを温めておき、入れる。砂糖(細かいほうが良い)は好みの分、先に入れておく。 かなり濃い。さめても温めないのが確かにおいしい。ブラジルでは、くつろぐときこうして、1杯で1時間くらいゆっくり飲んでいました。
5 この方法で入れたコーヒーは、時間がたっても濁らない。 なぜでしょう? これも物理。
6 私のコーヒーは大評判。伯父・伯母に大感謝。お二人とも、亡くなって久しく、私はコーヒーの味を継いでいます。おためしあれ。
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