大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

甲斐大和発、大谷ケ丸から笹子 2010年10月2日

2010年10月03日 | 中央線沿線
荒沢岳に備えてテント泊の練習に行ったがガスで大谷ケ丸から下山した。
甲斐大和からの景徳院への歩きではススキが旬だった。


道脇のススキ

ここはアプローチが分りにくい(曲沢峠、大鹿峠共に)が、今日は曲沢だから山門をくぐり、
左のトイレへの道を道なりに進む。


景徳院山門 貫禄がある

犬が吠えまくるボロ家のすぐ先に石垣を斜めに上がる道があるのでこれを進む。
登山口の標識があるが草で殆ど隠されているので注意しないと見落として直進してしまう。
この道では萩が多くて盛りの時は結構いいだろう(さすがに遅すぎ)。

以前この道を歩いた時には途中で大きな松のある所があったと記憶していて、そこまでは
休まずにと思って歩いたら結局出てこないで峠までそのまま歩いてしまった。
一体どうなってるんだろうか。見落とした? 枯れてしまった?

このルートの頑張りどころの滑り易い稜線手前の直登も何とかクリアして稜線に出たが、
峠までが案外とあり意外な感じ。すぐに峠の感覚があったのだ。
下が湿っていて滑り易く油断できない。

大谷ケ丸の登りで下山者(オジン)2人に出会ったが、結局これ以外の人間には遭遇
しなかった。
この登りの両サイドはトリカブトだらけ。この先も結構出てきて領域を拡大中みたいだ。
毒があるので鹿が食わないからかもしれないなあ。

天気が一向に回復しないので大谷ケ丸から下山することにした。
目の前の標識の「滝子山」方向へ進むが道がない!?
戻って湯ノ沢峠方面へ進むとすぐに滝子山への標識がでた!
じゃああの標識は間違ってたんじゃないか。いい加減にしろよなあ。
案外とこんな頼りないというか、迷惑な標識があちこちの山にあるので気をつけよう。

この滝子への道が小さなアップダウンがあり、ちょっと距離はあるはで昼飯の直後では
ピッチが上がらない。
やっと滝子の肩に降り着いて、防火帯を下り、ずみ沢沿いの道で笹子駅まで歩いた。

この沢沿いのルートはちょっと初心者向きでないのだが、沢は素人でも遊べそうだ。
夏の暑さから逃れるのに案外いいかもしれないが、車でないと長い林道歩きがあるなあ。
いっそのこと桜公園まで沢を降りればいいかもなあ。
写真の二番目の滝までで引き返せば初心者でもスニーカーで大丈夫だろう。
ただし登山道からの落石には充分注意が必要で、この点が最大のネックだなあ。
入渓は道証地蔵からすぐに沢に出くわすから間違えようが無い。
桜公園からでも入れるが。

結局8:45に歩き出して18:00に駅に辿り着いた。
11キロ前後の荷で歩いたのは久し振りだったが何とかやれた。
しかしいつもながら林道と県道(国道?)の歩きにはゲンナリだなあ。


ナメ1 


ナメ2


滝1


滝2


曲沢峠分岐付近の気持ち良い林相


登山道下部の三条の滝








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