大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

「嵌った」山と「二度と嫌」の山

2010年10月07日 | 山技術
「嵌った」山NO.1は勿論あの大雪だろう。

遊んだ回数は2000年にY氏と遊んで以来、実に6回になる。
7月が4回、9月が2回だが本当に飽きない山だ。
どっちかというと7月の残雪と花の方が好きだなあ。
銀泉台と高原沼の紅葉も出色だが、あの白と緑の斑模様と
可憐な花々そしてはるか遠くのトムラウシが広大な高根が原の上に
鎮座している風景は天下一品だ。
できることなら毎年でも行きたいんだが、なにせ先立つ物も必要だから
そうそうは行けない。

あとは北岳、屋久島、知床、裏岩手、秋田駒がいいよなあ。

とにかく人の少ない山、ないし人が多い山でも静かな歩きが出来た山だ。
まあ北岳と屋久島は特別の扱いだが。
知床と裏岩手はもう一度行ってみたいんだがなあ。

「二度と嫌」の山NO.1が同じ大雪の旭岳というのが面白い。

この山は道の脇に花は無いは、砂道で歩くのに苦労するは、暑いは、
人がやたらと多いはと、まったく何の取り得も無い山だったぜ。
大雪で遊んでもこいつだけは避けて通っている。

あとは奥秩父縦走だなあ。

飛竜山から将堅小屋までの長いトラバ-スにウンザリしたのだ。
あそこだけは絶対に2度と歩くつもりは無い。
同じトラバースで参った赤石岳の場合は楽しみが多いから我慢できるが
ここのは他に楽しみも無く、まったくの我慢と忍耐の歩きだった。



今度の荒沢岳から兎岳への縦走は「嵌った」山のNO.2に入りそうで
待ち遠しくてたまらない。

あの前の岩場歩きと、兎岳へのたおやかな縦走路を一人で歩く姿を
想像しただけで嬉しくなる。
周りは懐かしい浅草岳やら平ケ岳、尾瀬の山と目と鼻の先にボリュームたっぷりの
中の岳と越後駒ときては文句無しだろう。

北アルプスの豪華絢爛もいいがこんな「なにかジンワリとくる」山岳風景も
捨てがたいというか、むしろこちらの方が好みにあってるんだよなあ。

おまけの紅葉がドンピシャだったらもう最高だ。




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2 コメント

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Unknown (もなじい)
2010-10-08 08:36:09
貧乏山屋さんはじめまして、もなじいです
私もこの連休に荒沢~兎を予定してネットで情報収集していたら貧乏山屋さんのブログにたどり着きました。あいにくの予報ですね、私は土曜が仕事で連休にはならないため今年は断念です、鎖が外される前にお天気に恵まれるといいですね、たのしい報告を待っています。
もなじいさんはじめまして (貧乏山屋)
2010-10-08 16:36:10
コメント有難うございます。
よくこんな地味なブログに辿り着きましたね。
なんだか嬉しいです。今後とも宜しくお願い致します。縦走終わり次第アップします。
鎖が外されるまでにはやれるでしょうから。

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