T氏とのテント山行だったが、いやー本当に鷹ノ巣からは長かった。こんな山を日帰りでは
きつ過ぎるので、どっかの民宿のオヤジが林道利用のお手軽ルートでぼろ儲けして山を
壊しているわけだ。
皇太子が登った際に整備したらしいが、罪なことをしたもんだ。
テント場が少なくて困るが、木道の上とか利用しないと花を潰してしまう。
我々は池ノ岳の端の裸地に何とか張った。
早朝4時か5時に出発して日帰りするしかなかろうが、マジに厳しいので覚悟して登ること。
1998年7月18日-19日(山中1泊2日、テント泊)(T氏同行)
1.初日
鷹ノ巣登山口から池ノ岳まで
8:10-9:15前坂9:45-11:25下台倉山-16:45
下台倉山までは前坂からやせ尾根、ザレの嫌らしい道が続く。この部分で結構疲れて登りきって
遥か彼方に平ケ岳とおぼしき山を見た時にはガックリときてしまった。
「なんだ、まだあんなに遠いのかよー」左手に燧ケ岳が格好いいのだが、何の慰めにもならない。
おまけに道が泥田状態の所が多くて歩き辛いったらないのだ。
台倉清水はチョロチョロとか細い水が流れているが、8月には涸れるかもしれない。
そうすると水は最低3Lは必要だろうから、日帰りでも相当に重い荷になるぞ。
白沢清水は全くの溜まり水がほんの少しと使い物にならない。
この先で中休止して池ノ岳の登りに備えてガスを補充した。
しかしそれからの登りのきつかったこと。思い出してもウンザリの登りだった。
最後の100Mの直登に完璧に打ちのめされてしまった。
やっとこ登りついた池ノ岳の端の裸地にどうにか設営した。木道の小広い所には先客がいた。
後で若い2人組が隣に張った。
T氏も疲れたらしく二人ともメシを食ってさっさと寝た。
2.二日目
平ケ岳ピストンして下山
10:45下山開始16:45車着
平ケ岳山頂をやった後に玉子石を見てテントに戻った。
山頂は小広い所で何の感激も無い。まあピークが売りの山じゃないから仕方が無い。
本当に広い湿地帯の別天地だぞ。木道が長く途切れた先に中ノ岳や越後駒ケ岳がでかい。
その右手に荒沢岳が美しい。この山が百名山でなくてよかったなあ。そのうち絶対登ろう。
(といいながらまだやれずじまいのままだ)
玉子石の途中に水場やテン場があったが狭くて4-5張りしか張れない。
1張りは何と花畑の中に立ってる!
何という奴らだろうか。おもわずナイフで切り裂いてやろうかと思ったくらいだ。
玉子石は本当に奇妙な石だったが、どうしても玉子には見えないんだがなあ。
タテヤマリンドウが湿原のあちこちに大群落をつくっており、一番目立った。
帰りも6時間もかけてやっと降り着いている。
訪れるのに本当に苦労させられた別天地だった。
花の記録
ゴゼンタチバナ コメツツジ タテヤマリンドウ キンコウカ イワイチョウ ワタスゲ ウラジロヨウラク
ハクサンフウロ カラマツソウ モミジカラマツ コバイケソウ ニッコウキスゲ
ミヤマキンポウゲ オトギリソウ ヤマツツジ ハクサンシャクナゲ ウサギギク ヤマハハコ
コゴメグサ ミヤマホツツジ マイヅルソウ
きつ過ぎるので、どっかの民宿のオヤジが林道利用のお手軽ルートでぼろ儲けして山を
壊しているわけだ。
皇太子が登った際に整備したらしいが、罪なことをしたもんだ。
テント場が少なくて困るが、木道の上とか利用しないと花を潰してしまう。
我々は池ノ岳の端の裸地に何とか張った。
早朝4時か5時に出発して日帰りするしかなかろうが、マジに厳しいので覚悟して登ること。
1998年7月18日-19日(山中1泊2日、テント泊)(T氏同行)
1.初日
鷹ノ巣登山口から池ノ岳まで
8:10-9:15前坂9:45-11:25下台倉山-16:45
下台倉山までは前坂からやせ尾根、ザレの嫌らしい道が続く。この部分で結構疲れて登りきって
遥か彼方に平ケ岳とおぼしき山を見た時にはガックリときてしまった。
「なんだ、まだあんなに遠いのかよー」左手に燧ケ岳が格好いいのだが、何の慰めにもならない。
おまけに道が泥田状態の所が多くて歩き辛いったらないのだ。
台倉清水はチョロチョロとか細い水が流れているが、8月には涸れるかもしれない。
そうすると水は最低3Lは必要だろうから、日帰りでも相当に重い荷になるぞ。
白沢清水は全くの溜まり水がほんの少しと使い物にならない。
この先で中休止して池ノ岳の登りに備えてガスを補充した。
しかしそれからの登りのきつかったこと。思い出してもウンザリの登りだった。
最後の100Mの直登に完璧に打ちのめされてしまった。
やっとこ登りついた池ノ岳の端の裸地にどうにか設営した。木道の小広い所には先客がいた。
後で若い2人組が隣に張った。
T氏も疲れたらしく二人ともメシを食ってさっさと寝た。
2.二日目
平ケ岳ピストンして下山
10:45下山開始16:45車着
平ケ岳山頂をやった後に玉子石を見てテントに戻った。
山頂は小広い所で何の感激も無い。まあピークが売りの山じゃないから仕方が無い。
本当に広い湿地帯の別天地だぞ。木道が長く途切れた先に中ノ岳や越後駒ケ岳がでかい。
その右手に荒沢岳が美しい。この山が百名山でなくてよかったなあ。そのうち絶対登ろう。
(といいながらまだやれずじまいのままだ)
玉子石の途中に水場やテン場があったが狭くて4-5張りしか張れない。
1張りは何と花畑の中に立ってる!
何という奴らだろうか。おもわずナイフで切り裂いてやろうかと思ったくらいだ。
玉子石は本当に奇妙な石だったが、どうしても玉子には見えないんだがなあ。
タテヤマリンドウが湿原のあちこちに大群落をつくっており、一番目立った。
帰りも6時間もかけてやっと降り着いている。
訪れるのに本当に苦労させられた別天地だった。
花の記録
ゴゼンタチバナ コメツツジ タテヤマリンドウ キンコウカ イワイチョウ ワタスゲ ウラジロヨウラク
ハクサンフウロ カラマツソウ モミジカラマツ コバイケソウ ニッコウキスゲ
ミヤマキンポウゲ オトギリソウ ヤマツツジ ハクサンシャクナゲ ウサギギク ヤマハハコ
コゴメグサ ミヤマホツツジ マイヅルソウ
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