●ペトロダラーに対するペトロ人民元の挑戦が始まった
★ウクライナ戦争によって揺らぎ始めた世界通貨システムをめぐる暗闘の内幕
習近平主席のサウジアラビア電撃訪問が世界を驚かせた。会談のテーマが、石油の人民元決済だったからだ。ドル以外の通貨での石油決済は、アメリカのドル一極支配体制を脅かす政治的挑戦だ。 現状では、中国人民元はドルを裏付けとする通貨にすぎない。しかし、中国の一帯一路プロジェクトでは . . . 本文を読む
2023.4/18
NGOが配信した中国の「海外警察サービスセンター」の資料
米司法当局は17日(現地時間)、ニューヨークにおける中国の「非公式警察署」の開設・運営に関与したとして、中国公安部の指示を受けて活動していた男性2人を逮捕したと発表した。中国は、世界53カ国に「非公式警察署」の拠点を設置していた . . . 本文を読む
4月16日、李尚福(中華人民共和国国防部長)がモスクワへ入ると、プーチン大統領が待ち構えていた。プーチンは「中露は軍事技術協力のほか恒常的な情報交換を行い、極東だけでなく欧州方面でも陸海空軍が合同演習を実施している」と指摘した。
李尚福は、「国防相就任後最初の外遊先にロシアを選んだのは中露の戦略的関係の重要性を強調するためだ」とした。会談にはショイグ国防相が同席した。
異例という他はない。
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フランス大統領、EU委員長、ドイツ首相おくれて外相、そしてブラジル大統領。そのまえにイランの大統領とサウジ皇太子。まるで北京訪問ラッシュである。
ルラ(ブラジル大統領)は習近平に大歓待され、機嫌良く「いつから世界貿易は米ドルになったのだ。誰がきめたんだ」とご託を並べたすえに「アメリカに戦争をやめろと言うぜ」と発言して帰国の途についた。
裏返してみると中国が必死な形相で外国との貿易接点を希求して . . . 本文を読む
「AI は核爆弾クラスの大破局を引き起こす可能性があるとスタンフォード大学の報告書『AI に関連する「事件と論争」』が指摘した。
過去10 年間で26倍に増加したAI の急速な開発と発展を目の前にして規制強化を求める声が強くなった。
スタンフォード大学の調査に従えば「研究者の三分の一以上が、人工知能 (AI) が「核レベルの大惨事」につながる可能性があると考えており、急速に技術進歩がもたらすリ . . . 本文を読む
小説新人賞の応募が突如20倍となり、25篇前後だったものが500もの応募で悲鳴を上げた。しかも多くがチャットGPTを使った『作文』だった。当該新人賞は当面の募集を中止した。
小学五年生、作文に傑作がありしかも小学高学年程度では教わらない語彙が使われていたので担任教諭が不審に思い生徒にたずねると「チャットGPTで作文しました」。生徒はあっけらかんと答えた。
学術世界では未発表論文の取り扱い方など . . . 本文を読む
指示に従ってたちどころに文章を作成し、画像や動画を自動生成する革命的な武器。生成人工知能(AI)の登場は産業地図を塗り替えるだろうか。
現在、生成AIの先陣を切ったのは米社「オープンAI」である。同社の「チャットGTP」はパターン化された行政書類の作成など朝飯前、公務員の仕事を代替する近未来はすぐそこにある。
大量の失業が起こる。しかし同時に大量の雇用が発生する?
モラルの問題が未解決なうえ . . . 本文を読む
マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は訪中した折に「アジア通貨基金」構想の再検討を言い出した(サウスチャイナ・モーニングポスト、4月13日)。会見から二週間後の分析である。
嘗て日本が主導したAMF(アジア通貨基金)は米国、IMF、そして便乗した中国によって潰された。米国はドルの主導権を死守しようと反対に回り、IMFは類似の組織がアジアに誕生することを嫌った。
中国はおりしもドル基軸体制に挑戦 . . . 本文を読む
指示に従ってたちどころに文章を作成し、画像や動画を自動生成する革命的な武器。生成人工知能(AI)の登場は産業地図を塗り替えるだろうか。
現在、生成AIの先陣を切ったのは米社「オープンAI」である。同社の「チャットGTP」はパターン化された行政書類の作成など朝飯前、公務員の仕事を代替する近未来はすぐそこにある。
大量の失業が起こる。しかし同時に大量の雇用が発生する?
モラルの問題が未解決なうえ . . . 本文を読む
「ノルドストリーム2の爆破はCIAだった」と爆弾記事を書いたセーモア・ハーシェは4月12日にまた爆弾記事を書いて大きな衝撃をもたらした。
「ウクライナの汚職は、アフガニスタンでなされた武器の横流し、支援物資の横領と同じだ」とハーシェは書いた。
アフガニスタン政府軍はタリバンのカブール侵入とともに蒸発した。ガニ大統領は飛行機で海外へ逃亡した。
米国が供給した武器のうち、72億ドル相当分が消えた . . . 本文を読む
日本安全保障フォーラム会長の矢野義昭氏の講演会は明日となりました。案内状を送付してから、ウクライナ情勢を含めて国際情勢は大きく動いてきました。
ロシア軍は東部ドンバスの要塞都市バフムートの攻撃を続け、都市の8割を制圧したと矢野氏のツイッターに掲載されています。
米国はじめNATO諸国の武器弾薬の在庫は底を尽きており、ウクライナ軍の人的損耗も甚大で、陥落すればウクライナ軍は崩壊するのではと矢野氏 . . . 本文を読む
2023.4.12【米国】脱ドル化が加速!米国は基軸通貨の地位を失うのか?その中で日本は孤立するのか?【及川幸久−BREAKING−】
世界でドル離れがすすんでいる。
ロシア、中国、インド、ブラジルなどがドル以外の通貨で取り引きすると発表。
フランスと中国6万5千トンの液化天然ガスを中国初の人民元決済のLNG取り引き。
サウジアラ . . . 本文を読む
ウクライナの有力英字新聞『キエフポスト』(4月10日)に軍事評論家のスティーブ・ブラウンが寄稿した。
ブラウンは元英国陸軍の弾薬スペシャリスト、爆弾処理官専門家だった。弾薬破壊、地雷除去、爆発物処理で国連および NATO と協力し、2017 年に退職後、夫人の故郷ウクライナへ移住した経歴の持ち主である。
いま深刻な問題として浮上したのは欧米からウクライナに提供された武器が戦後、どこへ行くのか。 . . . 本文を読む
2023.4.13【ウクライナ】ゼレンスキーはロシアからウクライナ軍の燃料を買っていた【及川幸久−BREAKING−】
ゼレンスキー 敵国と商売キエフで汚職が横行しウクライナ国境に米軍が集結する中、バイデン政権は戦争を終結できるか。
シーモア・ハーシュのスクープゼレンスキーは米国のお金でロシアから安い燃料を買っていた。
ウクライナ軍 . . . 本文を読む