kintyre's Diary 新館

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映画『幸せへのキセキ』を観て

2012-07-08 10:18:55 | アメリカ映画 2012

12-54.幸せへのキセキ
■原題:We Bought A Zoo
■製作年、国:2011年、アメリカ
■上映時間:124分
■字幕:石田泰子
■観賞日:7月8日、TOHOシネマズ渋谷(渋谷)



□監督・脚本・製作:キャメロン・クロウ
□脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ
□原作:ベンジャミン・ミー
◆マット・デイモン(ベンジャミン・ミー)
◆スカーレット・ヨハンソン(ケリー・フォスター)
◆トーマス・ヘイデン・チャーチ(ダンカン・ミー)
◆コリン・フォード(ディラン・ミー)
◆マギー・エリザベス・ジョーンズ(ロージー・ミー)
◆エル・ファニング(リリー・ミシュカ)
◆アンガス・マクファーデン(ピーター・マクレディ)
◆パトリック・フュジット(ロビン・ジョーンズ)
◆ジョン・マイケル・ヒギンズ(ウォルター・フェリス)
【この映画について】
閉鎖した動物園付きの家を買った主人公と2人の子どもたちが、愛する人の死から立ち直り、感動の奇跡を起こすまでを紡ぐヒューマン・ドラマ。
イギリスのコラムニストであるベンジャミン・ミーの実体験を基に『あの頃ペニー・レインと』のキャメロン・クロウがメガホンを取り、『インビクタス/負けざる者たち』のマット・デイモンが主人公を演じる。ほかに、スカーレット・ヨハンソンやトーマス・ヘイデン・チャーチ、エル・ファニングらが共演。繊細で希望にあふれるストーリーや、シガー・ロスのメンバーであるヨンシーが手掛けた音楽にも癒やされる。
(この項、シネマトゥデイより転載しました)

【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
イギリスのコラムニストであるベンジャミン・ミーは、半年前に妻を亡くし、14歳の息子と7歳になる娘とともにその悲しみから立ち直れないでいた。悲しみからベンジャミンは仕事を辞め、息子は学校で問題を起こし退学処分になってしまう。
ベンジャミンは心機一転、新天地での再スタートを望み、郊外に家を購入。その家は、閉鎖中の動物園付きだった。動物園を再建すべく取り組むベンジャミンだが、素人ゆえわからないことだらけでトラブルが続き、かさんでいく修理費や薬代に頭を抱える。しかし飼育員たちや動物園を心待ちにしている地域住民、思いもよらぬ亡き妻からのプレゼントに支えられ、妻とのある約束を果たそうとする――。

実話ベースの映画化らしいが、ここでも原題と邦題がかけ離れていて原題は単に「(自分達は)動物園を買った」で、確かにこれではいくらマット・デイモン主演であっても興行に影響すると思ったのか「幸せへのキセキ」と変わり「奇跡」ではなく「キセキ」とすることで目を引くようにしたのだろうか?
内容的にはマット・デイモンの「良い人」ぶりが遺憾なく発揮されていて「ジェイソン・ボーン」シリーズでのアクション全開の演技とは対極に位置する作品だが、これはこれで良かったと思う。スカーレット・ヨハンソンのお色気シーンが無かったのには残念でしたが...。

妻に先立たれて育ち盛りの2人の子供との生活は大変なのは男なら当然なのだが、彼は、反抗期の息子に手を焼きながらも、天使のように無邪気なロージーの存在にも助けられながら一家の主として妻の死のショックを乗り越え紆余曲折を経て開園へとこぎ着ける。
中でも一番大変だったのは飼育スタッフとの人間関係もさることながら、資金枯渇と開園直前に悪天候に見舞われたこと。資金枯渇は彼の情熱だけでは如何ともし難く、開園延期も頭を過ったが、偶然にも妻が残していた口座のお金を彼女のメッセージをもらって使う事で切り抜けた。

こうしてピンチを切り抜けたミー一家、スタッフ特にケリーのリーダーシップにも助けられ団結して無事に動物園開園の日を迎え。そして、当日、多くの来園者が来た。問題児の一歩手前まで行っていたディランもリリーと親密になったことと、自分のイラストが動物園のシンボルになったことで笑顔を取り戻していた。



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