kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

西武、CS第1ステージ連敗で終戦...呆然自失

2010-10-10 22:31:55 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010

             2010プロ野球観戦記NO.44~CS第1ステージ
                        ×埼玉西武 4-5 千葉ロッテ○

▼埼玉西武-千葉ロッテ2回戦(埼玉西武0勝2敗) 観衆33,911人

 
チ  ー  ム  10 11
千葉ロッテ
埼玉西武


【投手-捕手】
(ロ)マーフィー渡辺俊、薮田、吉見、伊藤、内、小林宏-的場、里崎
(西)岸、岡本篤、長田、小野寺-細川

【責任投手】
勝:内1勝
S:小林宏1勝1S
負:小野寺1敗

【スタメン】千葉ロッテ
6西岡
8清田
4井口
9サブロー
D福浦
5今江
3金泰均
7大松
2的場
-----
1マーフィー

【スタメン】埼玉西武
8栗山
4阿部
6中島
3フェルナンデス
5中村
9高山
Dブラウン
7佐藤
2細川
---------
1岸

【連日の延長戦も...唖然!呆然の終戦】
昨日に第1戦は延長戦の末に落としたことで、今日の敗戦は2010シーズンの終焉を意味する。そこで選手がどこまで限界を超えてプレイ出来るか、満員のスタンドに詰めかけたファンに恩返しを出来るかに注目でしたが...。

先発は岸とマーフィーでした。

今季マーフィーにやられているので今日こそ打ち砕きたい投手。そして、初回、幸先良くマーフィーを攻略した。1死から阿部の四球をきっかけに中村とブラウンのタイムリーで3点を先制。
しかし、岸が2回にカウント2ボールから投じたカーブが甘く入り今江にソロ本塁打を浴びる。味方が取った後に取られるのは良くない。?
3回裏には先頭中村2塁打→高山バント(中村3進)→ブラウン犠飛という流れるような攻撃で1点を奪い返し4-1で再び三点差に。
このまま岸の好投が続くと思ったけど、6回と7回に1点ずつ失って4-3と1点リードで7回終了で交代。岸は要所を抑えたことで最少失点で済んだ。特に、6回と7回の失点後に抑えたのは良かった。

8回は岡本篤がロッテを3者凡退に退ける。8回裏、2死2塁で栗山にヒットが出るが佐藤友が本塁で憤死。佐藤友は里崎のブロックを体全体で弾き飛ばす位の気迫が欲しかった。
そして魔の9回が。この回はシコースキーではなく長田が登板。その長田、信じられんことに初球をいきなり里崎に被弾し、西武ドーム内には西武ファンの悲鳴とロッテファンの大歓声が入り混じる。延長戦に突入し10回裏、1死1,2塁で佐藤友は遊ゴロで併殺打。引っ張って結果を出すタイプの打者ではないのに、何故、この場面で得意の右打ちを徹底しなかったのか悔いが残る。

案の定、11回表、2イニングス目の小野寺が井口に決勝打を浴びてジ・エンド。まさかまさかの2連敗で第3戦目を行うことなく第1ステージで敗退となった。
このCS,1戦目も2戦目も似たような展開。西武が先制しながらも救援陣が崩れて延長戦で敗れるパターン。昨年から何度も繰り返しみてきた悪夢のパターンは今年も終盤に来て頭をもたげてしまった。
今季は序盤こそ長田-藤田-シコースキーのリレーで逃げ切ってきたが、夏場に長田が疲労で離脱し、藤田は死球後遺症でイップスに陥り、シコースキーも終盤に右肩疲労で精彩を欠いたのは痛かった。岡本篤に戦力として目処が立ったのは大きいが、左腕不足は深刻だった。

期待された名球会投手工藤も2008年の抑えグラマンの二人は戦力にならず、星野も序盤に成績不振で離脱したままで終幕となった。

一年を振り返るのは後日改めて分析したい。
今は、オープン戦から今日まで44試合も生観戦したのに、日本シリーズに行けないことが決まり呆然としているので、この日記も纏まりがなく何を書いていいやら。
2008シーズンの再来を期待していたのですが、マジック4から急停車して今日で終戦とは。マジックが出てから本拠地では満員御礼が出る大盛況で盛り上がったのに、どうも大観衆にナインは弱いのか、所沢に駆け付けたファンを裏切ってばかりだ。折角、裏金事件で離れたファンを取り戻したのに、2年連続のV逸では来年の観客動員にも影響が出なければ良いがどうでしょうかね?渡辺監督の進退問題も再燃しそうです(今季は2年契約の1年目)。

明日は祝日ですが、休み明けの火曜日から暫くは仕事も上の空だろうな。タマタマ今は仕事が忙しくないのが救いだが、これから長~くて暗いオフが始まる。

千葉ロッテ・西村監督
「選手の頑張りがすべて。スローガンの「和」の通り、誰ひとりとしてあきらめていなかった。(次に)ソフトバンクを倒さないと、日本シリーズに行けない。全力で頑張る」

<ナベQ監督のインタビュー>
序盤は先制点を奪えて良い展開で進んだけど、終盤のここという場面で相手に1発で決められてしまっている。中盤以降にうまく点が取れていたら展開も変ってきたんだろうけど、今日のような流れになってしまった。はピンチを何度も迎えていたけど、なんとか抑えてくれた。粘り強いピッチングをしてくれたと思う。
長田は1年間ずっと中継ぎで頑張ってきたピッチャーだし、今の中継ぎの中で状態が良いピッチャーから起用していきました。
チームの差は僅かだと思うけど、投打ともに、ここというところの集中力が相手の方が上だったと思います。ファーストステージで負けてしまったけれど、レギュラーシーズンは2位という結果だったし、選手はよく頑張ってくれたので、選手を褒めてあげていいと思う。あとはレギュラーシーズン終盤の大事なところで、みんな良い仕事が出来なかったので、そこがチームとしての課題になってくると思います。

【管理人からナベQ監督へ!】

岸は故障明けだったけど粘りの投球が出来ていたしリードを保っての降板だったので評価したいですね。昨日の涌井は結果論になるかも知れないけど、9回も涌井で行ってもらいたかった。(東尾元監督は涌井続投をスポーツ紙で力説していました)
ここぞと言う時の集中力は選手だけでなく、首脳陣にも言えることです。西村ロッテの方が投手起用でも早めに動きCS突破への執念を感じましたが、ナベQ監督はどうでしたか?選手は良くやったかも知れませんが、その言葉は少なくとも日本シリーズに出てから言って下さいよ、2位で満足されては困ります。
大事な終盤での戦いを論じる前に、ナベQ監督の選手起用にもファンとしては一言言いたい気分なんですよ、チームとしての課題でもあり首脳陣も肝に銘じて下さい。
来年の体制は分かりませんしナベQ監督の進退も微妙ですが、投打共に大補強が必要な上に、ドラフトでも即戦力の投手に狙いを定めるべきです。今季は新人選手で1軍戦力になった選手いませんでしたからね。



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