歴声庵

ツイッター纏め投稿では歴史関連(幕末維新史)、ブログの通常投稿では声優さんのラジオ感想がメインのブログです。

3月10日(土)のつぶやき

2012年03月11日 01時15分46秒 | twitterまとめ
12:43 from gooBlog production
相模(駿河):足柄城址 t.co/ER6Zby0l

12:45 RT from web
明治38年のきょうは日露戦争奉天会戦の日。かつての陸軍記念日でもある。昭和20年には、この記念日にあわせて米軍の東京大空襲があった。勝利の栄光、また敗北の屈辱に関わりなく、幾多の生命が失われた日なので静かに祈りを捧げたい。
大山 格さんのツイート

12:51 from web
新しいキャラドールの衣装入手。たまにらガチなオタク画像をアップしても、優しいフォロワーさんなら許してくれるのではと期待(^^;)

15:09 from web
全く同感です。あのキャパならば、先行は余裕と思っていたのですが・・・。仕方ないので、一般販売に賭けます。 @pacific_18 アリーナなので結構余裕かなと考えていましたが

15:42 from web
高天神城址の画像を整理中。見所がたくさんあるためか、ブログ掲載画像が20枚を超えそうな雰囲気です。このままだと七尾城址や春日山城址の掲載画像を超えるかも(汗)。

16:03 from web
中世の山城を撮影する時、山全体の画像を撮るのが好きなのですが、この山全体の画像って「遠景」「全景」「遠望」どの言い方が正しいのでしょう?。まあ、どの言い方でも意味が通じるから、気にしなくても良いのかもしれませんが・・・。

21:55 from web (Re: @itaru_ohyama
やっぱり駄目ですか、シクシク(涙)。 @itaru_ohyama 顰蹙w

22:19 from web
今回の『すきらじ』のテーマは「享徳の乱」。そんなNHKでも扱わないようなテーマを持ってくるとはビックリ。実はこの番組を聴くまで、古河公方が何故御所を古河に置いたか知りませんでした(汗)。 suki-radi.com/radio/radiosta…

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相模(駿河):足柄城址

2012年03月10日 12時43分26秒 | 登城記・史跡訪問


 主郭に建つ足柄城址銘碑と、富士山の遠景(夏)


 主郭に建つ足柄城址銘碑と、富士山の遠景(冬)

 足柄城は、相模と駿河の国境に位置する足柄峠の山頂に築かれた山城です。主郭の位置その物は駿河内に在るので、駿河の城と紹介される事が多いです。しかし後北条氏が、駿河から相模に侵攻しようとする敵軍を阻止する為に築かせた城ですので、個人的には相模の城と呼んだ方が相応しい気がします。


 駿河方面から足柄峠を登って行くと、途中に一里塚(竹之下一里塚)が在りました。 

 北条氏綱の時代に、相模の国境防衛の為に築かれたと言う足柄城ですが、その存在がクローズアップされたのは豊臣秀吉による小田原の役の時です。後北条氏が豊臣勢の侵攻に備えて、伊豆の山中城韮山城を整備したのは有名ですが、この時に足柄城も小田原城防衛の拠点として整備されたそうです。


 二の郭と三郭の間の空掘跡


 三の郭

 足柄城址を訪れてまず感じたのは、同じ様に国境防衛の為に整備された山中城や八王子城と比べると、規模がかなり小さい事です。ただ足柄峠の山頂に位置すると言う地形上、この城を攻める敵軍は大軍を展開する事は出来ないので、足柄峠を守ると言う目的になら、この位の規模で十分なのかもしれませんね。
 

 井戸としても使われたのではないかと言われる玉手池


 四の郭に在る井戸跡。


 主郭と南郭の間を通る峠道。足柄峠を抜けようとする敵軍を、主郭と南郭で挟撃出来る縄張になっていますね。この辺は山中城と同じ戦略思想で築かれていますね。

 しかし実際の小田原の役では、国境防衛の要だった山中城が一日で落城すると、足柄城主だった北条氏忠は小田原城へ脱出。その後、徳川家の井伊直政に攻められて足柄城は落城し、そのまま廃城となります。

 
 二の郭から見た富士山。五度目の訪問で、やっと晴れの状態で撮影出来ました。


 足柄城址南郭の麓に復元されている、足柄関所。関所自体は復元ですが、足元の石畳は当時の物でしょうか。


 足柄峠一里塚跡。上記の竹之下一里塚の次の一里塚と思われます。




 所々自動車道に分断されていますが、足柄峠の周辺には当時の足柄街道が古道として残っています。

最後に足柄城址へ車で行こうとする方にアドバイスを。車で向かうのなら神奈川県側から足柄峠を登って下さい。静岡側から登ろうとすると、一車線しかない峠道を登らないといけないので、対向車が来たら悲惨な事になると思います(汗)

 訪問日:2012年02月27日、同03月06日、同05月07日、同07月16日 同11月02日
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3月9日(金)のつぶやき

2012年03月10日 01時14分56秒 | twitterまとめ
00:02 from web
最近、少し前のラジオを聴くのがマイブームです。『えふメロ』とか『終末のエデン』、『メイド三姉妹』、『スクールデイズ』など、おかげで私の携帯音楽プレイヤーは、歌よりもラジオの方が容量的には占める割合が多いです。

23:12 from web
横浜アリーナの『アイマス』ライブ先行予約落選しました(涙)。

23:57 from web (Re: @itaru_ohyama
いえいえ健全な2次元&2.5次元ですよ(^^;)。判りました、今度満州軍総司令部に私が所蔵している『アイマス』CDを持参しなくては・・・。 @itaru_ohyama ま、まさかアイアン・マッスル??? 

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3月8日(木)のつぶやき

2012年03月09日 01時15分08秒 | twitterまとめ
22:33 from gooBlog production
2月第5週、及び3月第1週の声優ラジオ感想 その2 blog.goo.ne.jp/kidouhan/e/b4a…

22:47 from web (Re: @k_komatsu__
@k_komatsu__ 小松さんや、色んな方の戦国時代関連の投稿に、すっかり触発されて、十年以上久しぶりに城址訪問ブームが来ています(^^;) 田中城址の三日月掘については、前回田中城址を訪問したのは九年前でしたが、その時も水を湛えていたので、あれが普通かと思っていました。

22:54 from web
最近、城址訪問のブームが再燃していますが、遠江高天神城址に行けたので、次はどこに行こうか思案中。基本行動範囲が神奈川・山梨・静岡なので、今の所は甲斐日の出砦・御坂城址、伊豆山中城址・韮山城址、遠江諏訪原城址・小山城址・二俣城址辺りを考えています(^^;)

23:11 from web
城址訪問ブームが再燃するのは良いのですけれども、そう言えば昨年から行こう行こうと思っている、川崎宿関連史跡の訪問に未だに行っていません(汗)。今週末は天気が良くないらしいので、早くて来週末かしら?。他にも戊辰北越戦争関連の史料整理など、やりたい事がたくさんありすぎます(汗)。

23:59 from web
@itaru_ohyam 何の用事かは判りませんが、もし人手が必要なら言ってください。

by tukaohtsu on Twitter

2月第5週、及び3月第1週の声優ラジオ感想 その2

2012年03月08日 22時33分33秒 | 声優ラジオ関連

『能登麻美子・地球NOTE』:第89回
 ●パーソナリティー:能登麻美子さん
 今回のテーマはスリランカ。正直あまり馴染みは無く、紅茶の名産地程度の認識しかありませんでした。しかしスリランカは元々コーヒーの産地であり、伝染病によりコーヒーが壊滅した事により、代案として植林した紅茶が大当たりしたとの話は初見であり、勉強になりました。また昔はコーヒーの価値が高く、それこそ中世のコショウ並みの価値が有り、一攫千金も夢ではなかったと言う話は驚きました。
 また、あまり仏教国とのイメージはありませんが、「信号機より仏像の方が数が多い」との話にはビックリ。あまり知らない国だけに、今回の話はいろいろ勉強になり楽しかったです。
 ところで能登さん自身は、スリランカの話では何とかと言う民間療法、と言うよりエステの話に興味津々の模様。やはり女性はこう言う話が好きなのね。

『オーガスト放送局 あいよくラジオ』:第23回
 ●パーソナリティー:近藤隆さん&南條愛乃さん ゲスト:Ceuiさん
 今回のゲストは歌い手のCeuiさん。Ceuiさんの歌は07年に『Sola』で初めて聴き、その時に綺麗な声だなと思っていましたが、よもや5年越しでフリートークを聴くとは思いませんでした(^^;) 今回のトークで印象的だったのは、とにかくCeuiさんのトークを聴いて、南條さんが大喜びだった事。元々女性ゲストが来ると、喜ぶ傾向のある南條さんですが、今回はそれに加えて歌い手さんとしての共感と言うか、憧れが出ていたのか、とにかくCeuiさんの話を熱心に聴いていたのが印象的でしたね。近藤さんが指摘しましたが、最後の方は感動して泣きそうになっていましたし、南條さんのリアクションが面白い回でした。
 また次回のゲストとして、本間ゆかりさんが告知されてホッとしています。中島さんの次のゲストが、Ceuiさんと告知された時は本間さんが呼ばれないのではと危惧したので、良かったです。
 ところで本編とは関係ありませんが、公式サイトの収録風景の画像に種崎さんが写っていたのにビックリ。どうやら遊びに来ていたみたいですが、本当にこの番組が好きなんだなと思えて和みました。そりゃ近藤さんや南條さんから愛される筈ですよね(^^;)

その他に聴いた番組
『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談!』:第187回
 ●パーソナリティー:川瀬浩平氏&伊平崇耶氏
『はみだせ!メガミマガジンRadio!!』:第144回
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3月7日(水)のつぶやき

2012年03月08日 01時14分55秒 | twitterまとめ
21:44 from web
高天神城址行って来ました~。9年ぶりの訪問でしたが、堅城だけあって散策してると楽しいです。堂の尾曲輪での切り通しには感動しました~(^^;)

21:56 from web
@Uesakasumire 昨日発売の雑誌『歴史群像』の特集が、「ソ連赤軍の誕生」でしたが、師団長は読まれたでしょうか? この前の『Lady Go!! 』でも紹介されたトハチェフスキーについても触れられるなど、読み応えのある記事でした。

22:02 from web
高天神城址に行ってみて実感したのは、本丸よりも、西の丸や二の丸と言った、本丸とは反対側の尾根の方が要害だった事。こちらの西の尾根は武田氏によって整備されたそうですね。

22:03 from web
頼んでおいた『明治維新と前山清一郎』が到着。正直言ってこの人奥羽鎮撫総督府参謀だった以外知らないので、この本を読んで基礎知識を学びたいと思います。

22:24 from web (Re: @tnori [ 1 RT ]
私は予約済みです(^^;) @tnori 魔法少女服verが出たら買ってしまいそうwww

23:02 from web
「戊辰戦争で会津は被害者だった」と言う虚構が崩れるターニングポイントになった話題 RT賊軍兵士遺体埋葬禁止令の虚像:どーんと来い!俗説 t.co/FVHjWU1N

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3月6日(火)のつぶやき

2012年03月07日 01時15分21秒 | twitterまとめ
21:14 from gooBlog production
2月第5週、及び3月第1週の声優ラジオ感想 その1 goo.gl/tn6B9

21:21 from web
出張の為、静岡県磐田にて宿泊中。ここに来る前に足柄城址へ再訪問。少し曇りがちで夕方で綺麗には撮れなかったけれども、今日はちゃんと足柄城址の名物である富士山が見えたので嬉しかった。

21:22 from web
上手い人だったら、夕方でも綺麗に、むしろ味のある写真が撮れるのでしょうけれどもね。こういう撮影技術も身に付けていきたいな~。

22:23 from web (Re: @itaru_ohyama
@itaru_ohyama 露出を明るくしたり、暗くしたり色々撮っていたら、確かに一番暗くした物が、富士山自体ははっきり写っている気がします。その分確か足柄城址の石碑は真っ黒でしたね。まあ夕焼けを綺麗に撮るよりも、今はまず昼間に綺麗な画像を撮れる様になるのが目標なのですが(汗)。

by tukaohtsu on Twitter

2月第5週、及び3月第1週の声優ラジオ感想 その1

2012年03月06日 21時14分17秒 | 声優ラジオ関連

『ささら、まーりゃんの生徒会会長ラジオ for ToHeart2』:第208回
 ●パーソナリティー:小暮英麻さま&小野涼子さん ゲストSuaraさん
 今回のゲストはSuaraさん。何度も出演しているゲストだけあって、回を重ねる毎にトークのスキルアップをされており、今回も冒頭のドラマから、パーソナリティーの二人からハードルを上げられています(^^;) ただ同じゲストさんが何度も登場するのも良いですが、おのりょーさんが「まだゲストに来ていない方いらっしゃいますから」も言っているように、早く出演役者さんのコンプリートを目指してほしいです。特に番組内でも紹介されていた、OAVの生配信を見た後だけに、早く神崎ちろさんや中島沙樹さんに出演して頂いて、自分が演じる役についてのトークを聞いてみたいです。
 今回面白かったのは、やはり安心の「ふぃきげんよう」のコーナー。いわゆる「PPPH」について、アイドル的な活動はしていない英麻さまは意味が判らず、少なからずそのような活動をしているおのりょーさんは意味を理解しているのが面白かったです。またそれに伴う「もう、英麻さんの知識、全部ふわっとしている」との突っ込みも面白かったです(^^;)
 また「エロに持って行こうとしているのは英麻さんじゃん」と言う突込みからも、おのりょーさんの苦労が偲ばれて面白かったです。

『パパ聞き!RADIO』:第13回
 ●パーソナリティー:上坂すみれ師団長 ゲスト:五十嵐裕美さん
 今回のゲストはヒナ役の五十嵐さんです。本人も言ってましたが、第0回配信の際はあまり二人のトークがかみ合っていたとは言えなかったものの、二人で出かけるようになった後の今回では、トークも盛り上がり楽しかったです。むしろ気兼ねがなくなったのか、五十嵐さんに向かって「それは無駄な努力ですね」と師団長が言った時はハラハラしてしまいましたが(汗)
 また今回本編中に師団長が、五十嵐さんにヒナのアドリブを要求しましたが、突然だったのであまりヒナっぽくはありませんでした。やはりヒナの声は頑張って作っているんだろうな~と妙な納得をしてしまいました。

その他に聴いた番組
『THE IDOLM@STER STATION!!!』:第135回
 ●パーソナリティー:浅倉杏美さん・沼倉愛美さん・原由実さん
『アニたまどっとコム standard まるなげ♪』:第230回
 ●パーソナリティー:植田佳奈さん&清水香里さん
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3月5日(月)のつぶやき

2012年03月06日 01時15分22秒 | twitterまとめ
12:14 from web
あゆごま、一応朝・昼・晩で応募してみました。

23:08 from web  [ 1 RT ]
武士道論35 武士の醜さ(『斗南藩史』の主張):どーんと来い!俗説 ameblo.jp/yageki/entry-1…

23:12 from web
私の所にも「告訴するぞ」って〇〇信者が乗り込んでこないかしら(^^;)  RT著者批判:歴史サークル『尊王筋肉!』 ameblo.jp/bloodcrow2010/…

23:17 from web
『はみらじ』パーソナリティー交代ですか、これでまた聴く番組が一つ減りますね・・・。

23:24 from web
明後日の仕事が速く片付いたら、高天神城址への登城に再チャレンジするつもり。

by tukaohtsu on Twitter

3月4日(日)のつぶやき

2012年03月05日 01時15分32秒 | twitterまとめ
10:02 from web
武士道論33 水戸学の誕生と尊王論:どーんと来い!俗説  ameblo.jp/yageki/entry-1…

10:08 from web (Re: @bu_bu_bu__
@bu_bu_bu__ものぐさなので、 『板垣退助君伝記 全4巻』は戊辰戦争関連の部分しかコピーしていないので、全部を通して読んだ事はありません。ですので戊辰戦争での板垣を絶賛しているくせに、政治家に天候した後の板垣については、恥かしながら一般的な知識しか無かったりします(汗)。

12:28 from gooBlog production
母成峠・十六橋・戸ノ口原古戦場 goo.gl/MPhCF

13:15 from web
過去撮影した画像の、リサイクル企画第二回として母成峠・十六橋・戸ノ口原古戦場の記事をアップしました。この三箇所の戦いは「サムライと歩兵の戦いだった」と言う認識で書かせて頂きました。

21:25 from web
あゆごまのイベント応募どうしようかな。最後なのだから、ここは三回とも応募すべきなのかな・・・。

by tukaohtsu on Twitter

会津:母成峠・十六橋・戸ノ口原古戦場

2012年03月04日 12時12分45秒 | 登城記・史跡訪問


母成峠古戦場の碑

 前回更新した二本松城址と同じく、こちらもかなり前の2008年に訪問した古戦場なのですが、二本松城址の記事に便乗して更新させて頂きたいと思います。時間軸的には二本松城攻防戦の直後から母成峠攻防戦が始まりますので、二本松城址の記事の続きと思って頂ければ幸いです。
 また二本松城址の記事でも書きましたが、母成峠・十六橋・戸ノ口原の各戦いについては、私がまだ戊辰会津戦争については詳しく調べていないので、今回の記事も二本松城址の記事同様に、簡単な説明になってしまう事をご了承下さい。

 母成峠の戦い

 二本松城攻防戦で勝利した新政府白河軍(会津追討白河口総督府)は、これで会津藩領の南東部から東部までを押さえる事に成功して、いよいよ会津藩領への侵攻を意図しました。一方会津藩の防衛体制は、これまでも白河から直接侵攻を受ける、猪苗代湖南岸の勢至堂口と大平口に守備兵を置いていました。しかし二本松城を新政府軍が攻略し、その後の八月上旬に郡山宿や須賀川宿と言った、奥州街道筋の宿場から同盟軍が駆逐された事により、猪苗代湖東岸の御霊櫃口や中山口、そして母成峠からも新政府軍は侵攻可能になったのです。
 このように侵攻口が増えた新政府白河軍は、どのルートから会津藩領に攻め込むかを軍議します。この席上で猪苗代湖東岸のルートでは主街道である、御霊櫃口からの侵攻を主張した板垣退助と、母成峠からの侵攻を主張した伊知地正治の間で激論が交わされます。二人の口論は結局決裂し、一時は板垣と伊地知がそれぞれ別の部隊を率いて、個々に御霊櫃口と母成峠から侵攻すると言う状況にまでなりました。しかし長州藩士桃村発蔵が間に入って調停し、最終的には伊地知が主張する母成峠から全軍一丸での侵攻が決定したと言う有名なエピソードがあります。ただ不思議とこのエピソードは『防長回天史』には載っていません。尚、『防長維新関係者要覧』には桃村の役職を長州藩施条銃中間第一大隊二番中隊所属の教導、ないし半隊長と書かれていますが、そのような者が白河軍参謀の伊地知と板垣との口論に割って入る事が出来るものでしょうか?。第一大隊二番中隊中隊長の楢崎頼三なら判るのですが・・・。
 閑話休題。そんな新政府軍の思惑に対して、新政府軍の侵攻ルートを想定出来ない会津藩は、各地に兵力を分散しており、母成峠には打ち合わせの為に鶴ヶ城城下に来ていた大鳥圭介を派遣します。母成峠に到着した大鳥は、かつて伊達政宗が芦名義広と摺上原で戦った際に、母成峠をルートとした事から、新政府軍が母成峠から侵攻する事を想定し、関ヶ原前後に築かれた防塁に増築し、合計三段にも渡る陣地を築きます。更に母成峠を検分した大鳥は、母成峠を守るには兵力が少ないと、子飼いの伝習第二大隊(会幕連合軍第二大隊ですが、以降は旧名の伝習第二大隊の呼称を使います)を呼び寄せるものの、会津藩兵と故郷を失った二本松藩兵は二本松奪回の為に、大鳥の不在(軍議の為に出張中)の八月二十日に伝習大隊を伴って出撃します。この攻撃はあっさり新政府軍に撃退され、更に会津藩兵と二本松藩兵が伝習大隊を置き去りにして逃亡した為、伝習大隊のみが大損害を受けて、伝習第二大隊士官の浅田惟季が重症を追うなどの損害を受けます。


 母成峠第一陣地に築かれた、石積みの防塁。この防塁は大鳥軍によって築かれたのではなく、関ヶ原の際に上杉景勝により、ないしその前後に会津の領主だった蒲生氏郷か加藤嘉明によって築かれたと思われます。


 大鳥には野戦築城の知識はあったものの、着任してから時間的にこれだけの石積みを築くのは無理でしょう。また会津藩兵と言う線も薄いと思います。会津藩兵はそれこそ白河口の他にも越後口や日光口にも出兵していますが、石積みの防塁が作られたような場所は他に無いので、白河口や越後口にでさえ築かれなかった石積みの防塁が、会津藩が軽視していた母成峠に築かれた可能性は無いでしょう。

 母成峠攻撃に向かった新政府軍の編成は、伊地知と板垣が率いる本隊(薩摩藩兵7個中隊相当と3個砲兵隊、長州藩第一大隊・第四大隊合併中隊、土佐藩兵7個小隊と砲兵隊、佐土原藩兵2個小隊と砲兵隊)は母成峠本道を進みます。土佐藩谷干城と長州藩楢崎頼三が率いる右翼部隊(長州藩第一大隊二番中隊、土佐藩兵7個小隊)は迂回して、勝岩方向から母成峠を目指します。そして薩摩藩兵精鋭中の精鋭、城下士小銃隊6個中隊相当(鈴木武五郎1番隊、村田新八2番隊、篠原国許3番隊、川村純義4番隊、野津静雄5番隊、野津道貫6番隊)と大垣藩3個小隊による左翼部隊は更に大きく迂回して、母成峠の背後を衝くように進軍します。
 これに対して会津側は、大鳥率いる伝習大隊と土方歳三率いる新撰組が、大鳥が築いた三段陣地による縦深陣で布陣し、その後方に会津藩兵・二本松藩兵・仙台藩兵等の”サムライ”が布陣します。しかしこれらのサムライは、決死の覚悟で布陣する伝習大隊や新撰組とは違い、今までの新政府軍との戦いですっかり怖気ついており、戦意は殆どありませんでした。
 大鳥が縦深陣と言う、それまでの日本に無い戦術を披露すれば、新政府軍の方も薩摩藩砲兵隊長である大山巌が、砲兵の集中運用と言う、これまた当時の日本には無い戦術を披露します。こうして奇しくも母成峠の戦いは、新政府軍と大鳥軍が新戦術を激突させる戦いとなりました。

 かくして翌八月二十一日払暁、遂に新政府軍は母成峠に攻撃を開始します。大山の率いる砲兵隊の集中砲撃は、石積みの防塁に布陣する大鳥軍を圧倒して、砲撃を受けた大鳥軍は早々と第二陣地に後退します。しかしこの後退は大鳥の規定路線、大鳥軍が後退した第一陣地に新政府軍本隊は侵入するものの、侵入したのは歩兵のみで、砲兵は展開する適当な空間が無い為に、砲撃をする事が出来ませんでした。砲兵の援護がない歩兵の攻撃は、大鳥軍が篭る第二陣地に阻まれます。この時点では大鳥の戦術が新政府軍を凌駕しており、大鳥の縦深陣の前に新政府軍本隊の攻撃は頓挫するかに見えました。
 しかし新政府軍本隊の攻撃が頓挫していた正にその時、迂回進軍する新政府軍右翼部隊が第二陣地に側面から猛射撃を開始します。この右翼軍の攻撃の前に大鳥軍は崩れかけるものの、大鳥の指揮の下に必死に戦線を維持します。むしろ新政府軍右翼部隊の攻撃で浮き足立ったのは会津・仙台・二本松のサムライ達で、大鳥軍が必死に戦線を維持している中、サムライ達はさっさと後退してしまいます。後方に布陣する会津・仙台・二本松の諸藩兵に後退されると、背後に回られる危険性もある事から大鳥軍も後退し、第三陣地に退きました。
 大鳥はこの第三陣地で新政府軍を防ごうと試みるものの、第二陣地には大山率いる砲兵隊が展開出来る空間があった為、大山率いる砲兵隊が再び猛砲撃を開始します。この砲撃の前に流石の大鳥軍も支え切れなくなりますが、先に戦線が崩壊したのはまたもや会津・仙台・二本松のサムライ達。大山率いる砲兵の猛砲撃の前に、すっかり恐怖に駆られたサムライ達は母成峠を捨てて逃亡を開始します。しかもサムライ達は自分達が逃亡するだけでは留まらず、自分達が安全に逃走出来るように、新政府軍の追撃を防ぐために退路に火を放ちます。しかしこの時点では大鳥率いる伝習第二大隊と新撰組がまだ戦闘中であり、辛うじて戦線を維持していたものの、背後に火の手が挙がった為に、彼らの奮戦もここまで撤退を開始します。ただし撤退を開始したと言っても、峠道にはサムライが放った火により通行が出来ず、止むを得ず伝習隊と新撰組はバラバラになり森の中を退却。指揮官の大鳥ですら、数人の兵士達と山中をさ迷うと言う悲惨な逃避行を行う事になるのです。
 ある意味この母成峠の戦いにおいて大鳥と、大鳥率いる伝習隊と新撰組は最初から最後まで会津藩のサムライに足を引っ張られていたと言えましょう。


 母成峠から二本松方面を見下ろして。新政府軍はこの方面から進軍してきました。


 十六橋の戦い


 現在の十六橋。当然ですが当時の物とは違います。

 母成峠の攻防戦で勝利した新政府軍だったものの、薩摩藩兵最強の部隊でありながら、この戦いで何の貢献も出来なかった、左翼部隊の薩摩藩城下士小銃隊1番隊から6番隊の将兵達にとっては憤懣やる方ない勝利でした。特に4番隊長だった川村純義は汚名返上の念に燃え、母成峠が陥落した二十一日夜半から進軍を開始します。この川村率いる薩摩藩城下士小銃4番隊と、会津藩兵の間によって行われたのが十六橋の戦いですが、何故十六橋がそんなに大事なのかを説明させて頂きます。
 十六橋は猪苗代湖北岸に流れ込む日橋川に架かっている橋であり、最短距離で猪苗代湖北岸を進軍して会津鶴ヶ城に攻め込むには、必ず通らないと行けない要所でした。逆に会津藩からすれば十六橋を突破されてしまうと、敵軍を防げるような地形は他になく、新政府軍にとっても会津藩兵にとっても、かならず確保しなくてはいけない要所だったのです。
 このような要所の十六橋ですが、ここを巡る戦いが行われたのは、会津藩の判断ミスが重なった為です。まず最初の判断ミスは猪苗代城の自落です。母成峠から十六橋までは、何も遮る物が無かった訳ではなく、猪苗代湖北岸には猪苗代城が有りました。母成峠を突破したとしても、新政府軍が十六橋を目指すにはこの城を攻め落とす必要があり、この城を守っていれば、その間に十六橋を破壊して新政府軍を足止め出来る十分な時間がありました。しかし母成峠の敗戦を知った会津のサムライ達は、恐怖に駆られて戦いもせずに猪苗代城を自焼させて逃亡します。おかげで川村率いる四番隊は、無人の野を進むが如く十六橋を目指す事が出来たのです。
 会津藩の判断ミスのもう一つは、情報収集力の無さです。武士道精神に溢れていたと言われる会津藩ですが、情報に関しては軽視していたらしく、鶴ヶ城の会津藩主松平容保以下の藩首脳部が母成峠陥落を知ったのは、翌日の二十二日午後の事と伝えられます。母成峠陥落を知った会津藩首脳部は、慌てて十六橋破壊の為に奇勝隊や白虎隊士中2番隊を派遣するものの、これらの部隊が十六橋に到着し、橋の破壊を始めたのとほぼ同時に川村率いる薩摩藩城下士小銃4番隊もまた十六橋が到着しました。すかさず川村4番隊は、十六橋を破壊中の会津藩兵に射撃を開始、この銃撃により会津藩兵が敗走した事により、新政府軍は十六橋の確保に成功。鶴ヶ城に突入する橋頭堡を確保する事に成功したのです。
 

 現在の十六橋

 戸ノ口原の戦い


 戸ノ口原古戦場の碑

 十六橋を確保した新政府軍は、翌二十三日にいよいよ会津鶴ヶ城を目指し侵攻を開始します。この新政府軍と白虎隊士中2番隊が激突したのが、戸ノ口原の戦いです。世間の人気が高い白虎士中2番隊が参戦した事で、知名度の高い戸ノ口原の戦いですが、戦いその物は新政府軍の掃討戦と呼ぶべきものでした。白虎士中2番隊は塹壕と胸壁に篭り新政府軍を迎撃したものの、戸ノ口原は平野であり、散開攻撃する新政府軍の前に白虎士中2番隊は蹂躙されます。そもそも十六橋を突破された時点で、会津藩の防衛ラインは崩壊しており、この戸ノ口原の戦いは、藩主容保が鶴ヶ城に逃走するまでの時間稼ぎをする戦いでしかありませんでした。


 現在の戸ノ口原

 以上、母成峠・十六橋・戸ノ口原古戦場の紹介と、簡単にですがこの三つの戦いの説明を書かせて頂きました。私としてはこの三つの戦いについて、「サムライと歩兵との戦い」との認識を持っています。
 多くの会津ファンが主張するとおり、確かに会津藩士は武士道精神を持っており、会津藩士は正しくラストサムライであったと言えましょう。しかし一方でサムライと言うのは近代戦をするのに全くもって不向きな存在なのです。まず武士道精神と言うのは士農工商の身分差意識をベースにしているので、身分差別意識の激しい物でした。そしてこの身分差別意識から、会津のサムライ達は農町民出身の伝習隊を見下し、伝習隊と協力して戦うどころか、終始伝習大隊の足を引っ張っり続けていたのです。
 また精神論ばかり振りかざし、大鳥の進言にも耳を傾けず、余計な攻勢を行い、母成峠攻防戦の前に折角の伝習隊の戦力を消耗させたり、情報収集力の無さから十六橋破壊の判断が遅れたなどの、会津藩の情報軽視の傾向は旧日本軍を髣髴させます。
 一方の今回紹介した三つの戦いで、新政府軍の主力となった薩摩・長州・土佐の三藩兵は、侍から歩兵(及び砲兵)に脱皮する事に成功したと言えましょう。そして母成峠や十六橋の戦いで、サムライがいかに近代戦に向かないと言うのを実証した一方で、薩長土の歩兵は近代戦で会津のサムライを鎧袖一触で撃破したのです。実際会津側で善戦したのは大鳥軍の歩兵だけであり、歩兵に対抗出来るのは歩兵だけと言うのを、今回紹介した戦いでは実証したと言えましょう。
 
訪問日:2008年5月08日
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3月3日(土)のつぶやき

2012年03月04日 01時15分45秒 | twitterまとめ
12:47 from web (Re: @pacific_18
@pacific_18 フィオネとラヴィ役の役者さんが連続出演は嬉しいです。ただ他の方がさっぱり判りません(汗)。そろそろサブ枠でも良いので、『夜明けな』出演声優さんが再出演してほしいものですが。

16:23 from web
母成峠攻防戦前の侵攻口を決める軍議の際、御霊櫃口を主張する板垣退助と、母成峠を主張する伊知地正治が口論して、あわや決裂になりかけた時に、長州藩士桃村発蔵が間に入ってとりなしたと言う有名なエピソードがあります。しかし『防長回天史』で確認したら、不思議とこのエピソードは出て来ません。

16:27 from web
それどころか、そもそも『防長回天史』の索引に桃村発蔵の名が載っていない。まあ『防長維新関係者要覧』では、桃村発蔵の名が見られるので、実在の人物なのは間違いないでしょうが不思議です。

16:31 from web
ちなみに『要覧』では、桃村の役職を長州藩施条銃第一大隊二番中隊所属の小隊長、ないし半隊長となっていますが、そんな人物が板垣と伊地知の口論に割って入れるのかしら?。個人的には第一大隊二番中隊長の楢崎頼三が間に入ったと言う方が、現実味があるような気がします。

18:32 from web
『To Heart2』のOVA生配信を視聴中。やっと『溝らじ』コンビが出てきた。

18:34 from gooBlog production
2月第4週の声優ラジオ感想 その4 goo.gl/pDEoj

22:13 from web
OVA視聴終了~。とりあえず判ったのは、現在のヒロイン三強はささら・タマ姉・いいんちょと言う事ですね。長期シリーズになるに従い、メインヒロインの変更が実感出来て面白かった(^^;)

by tukaohtsu on Twitter

2月第4週の声優ラジオ感想 その4

2012年03月03日 18時33分53秒 | 声優ラジオ関連

『アイマスタジオ』:第47回
 ●パーソナリティー:中村繪里子さん&今井麻美さん ゲスト:錦織敦史氏
 今回はアニメ版監督の西堀氏がゲストなので、色々アニメ版についての解説が聴けたのが楽しかったです。特に感心したのが私服の話で、アイドル達の私服が毎回違うと言うのは色々な媒体で書かれているので知っていましたが、その私服もキャラの心情の変化によって、傾向が変わっていったと言うのは知らなかったのでビックリしました。具体的に言うと千早の私服は、当初はイメージカラーの青系の地味な物だったのが、吹っ切れた後は青はワンポイントで、全体的には明るい服を着るようになったと言うのはビックリです。他にも細かい部分を色々語ってくれて、スタッフならではの楽しいトークを興味深く聴かせて頂きました。
 そんな西堀氏ですが、「萌え萌えラブリー放送局」では、中村さんと今井さんに促されて萌え声で登場させられます(汗)。「ゴリたん、アニメ監督なのにこんな事しないといけないのかな~」の言葉には魂の叫びを聞きました(^^;)

『えぬぷらじお』:第04回
 ●パーソナリティー:植田佳奈さん・後藤麻衣さん・清水香里さん・生天目仁美さん
 一月は一回も配信が無かったので、これは次のライブが開催されるまでは配信無しかと覚悟していたので、久々の配信は嬉しかったです。まあ、毎度おなじみサトリナさんは不在ですが(^^;)
 冬コミ後初の配信と言う事で、話題は冬コミに発売した同人誌&CDの話題に。植田さんの「私はN±でしか足を出さない」発言は、裏を返せばN±では今後も足を出していくとの表明のような(^^;)。そして足を出すと言えば、生天目さんが何故か家ではミニスカートを好み、配達の人が来る時は必ずお色気な格好と言う事で大盛り上がり。本人は露出狂と言われて当初は否定していたものの、次第に「あたし露出狂なのかな」と認める事に・・・(^^;)
 今回の生天目さんと言えば、携帯作文のコーナーで「ほ」の候補検索で『hollow ataraxia』が出てきて、同じく『Fate』出演者の植田さんが反応していたのが面白かったです。植田さんと言えば、ごまさんはすっかり植田さん相手には敬語がデフォですね。まあN±内の力関係を考えれば当然かもしれませんが・・・。
 そんなごまさんはバレンタインの話題の際に、植田さんからイケメンにチョコを送らないのか?と聞かれて、「本人の口に入るか判らないから」と答えていましたが、仮にも芸能人の貴方がそれを言ってはいけないような・・・(汗)

その他に聴いた番組
『今井麻美のSinger Song Gamer』:第149回
 ●パーソナリティー:今井麻美さん
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3月2日(金)のつぶやき

2012年03月03日 01時13分48秒 | twitterまとめ
00:20 from web (Re: @take_nakanishi
@take_nakanishi 佐賀藩兵も士分と足軽で部隊が別だったのですね。驚いたのが、大隊所属の砲の多さです。佐賀藩兵の火力が強力なのは知っているつもりでしたが、ここまで砲が多いとは思いませんでした。正直、中規模の藩の砲数より、佐賀藩武雄邑一個大隊の方が砲数が多そうですね。

00:30 from web (Re: @take_nakanishi
@take_nakanishi 多くの藩から垂涎の的だったスペンサーが、足軽の標準とはやはり佐賀藩兵恐るべしです。ところで佐賀藩兵と言えば、まずは上野戦争、次は庄内戦線で、藤原口はよほどマニアックな人じゃないと知らないのではないでしょうか。むしろ旧幕軍ファンの方が知っていそうです

20:44 from gooBlog production
2月第4週の声優ラジオ感想 その3 blog.goo.ne.jp/kidouhan/e/b14…

23:00 from web
今週の『Lady Go』のテーマはゴルバチョフ。よもやゴルバチョフの誕生日を祝う、声優さんのラジオが現れるとは・・・(^^;) 何はともあれゴルバチョフについて熱く語る師団長は素敵です。

23:08 from web
先日書いた長州藩の南十六大隊ですが、『防長回天史』で確認したら間違いで、正しくは南十五番大隊でした。ちなみに一番から十五番まであるので、本当に十五個大隊あったみたいです。ただ足軽や中間がそんなに居なかったのなら、農兵隊なのかな? 時間があったらいつか調べるかもしれません。

23:17 from web
そう言えば『溝らじ』オールナイトイベントの確認メールがまだ届いていません。日曜夜になっても届かなかったら、メールしてみよう・・・。

by tukaohtsu on Twitter

2月第4週の声優ラジオ感想 その3

2012年03月02日 20時44分46秒 | 声優ラジオ関連

『パパ聞き!RADIO』:第12回
 ●パーソナリティー:上坂すみれ師団長 ゲスト:間島淳司さん
 前回に引き続き、佐古役の間島さんがゲストです。前回は師団長のロシアネタを間島さんが尽くスルーした為、微妙な雰囲気になってしまったものの、今回は料理コーナーでの二人がまるで生徒と先生みたいで、何ともほのぼのとした回でした。
 餃子作りで有名な間島さんだけあって、本人も予想していたようですが、今回のテーマは餃子。これは今回のチャレンジは余裕かなと思ったら、何と間島さんは自分では答えずに、師団長へのアドバイス役に徹します。確かに間島さんが全部答えたら、パーフェクトで番組としては盛り上がらないので、流石は空気を読んだと言う所でしょう。しかもそのアドバイスがまるで生徒に教える先生みたいで、師団長のか「どうして教えてくれないのですか~」とか「二月で一番苦しい」など可愛く悩む姿が微笑ましく、間島さんGJと思ってしまいました(^^;)
 他に今回面白かったのは、師団長が間島さんを「料理の権威」と褒めようとした際に、思わず「不動明王」と言ってしまった事ですね。師団長曰く、「ボキャブラリーが仏教寄りになってしまったんです」との事ですが、そう言う博識な勘違いが可愛い(^^;)

『ましろ色シンフォニー』Webラジオ「ぬこラジ!~ぬくもりが恋しくなるラジオ~」:第10回(真の最終回)
 ●パーソナリティー:水島大宙さん&小野涼子さん
 あの「Coming Soon」はてっきりネタかと思っていましたが、まさかの真の最終回です。ちなみに「Coming Soon」の時に思わせぶりに流れていた会話は、やっぱりただの演劇との事。テレビ版ではみう先輩とくっついた信吾でしたが、ラジオ(ドラマ)ではちゃんと愛理とくっついているので、愛理ファンにとっては嬉しい展開だったのではないでしょうか。
 ちなみにラジオ本編としては、二人とも言ってましたが既に最終回を迎えた以上は、ある意味盛り上がりもなく、最後にメール紹介&コーナー消化となった感じです。そんな中で水島さんが「ピュアラブクエスチョン」のコーナーでおのりょーさんに対する点数が辛かった原因が発覚。何でも水島さん曰く、おのりょーさんはツンデレの演技が上手いので、幾ら上手く演じられても心には響かず、むしろおのりょーさんが恥かしそうに台詞を言う方が評価が高かったとのこと。何とマニアックな・・・(^^;)。
 番組自体はボーナストラックみたいで、得した感じの楽しい回だったものの、個人的には最後の最後なら一人くらいはゲストを呼んでほしかったかな。

その他に聴いた番組
『Studio T Paradice』:第289回
 ●パーソナリティー:壱智村小真さん&浅井晴美さん メイン勢:坂田有希さん・西垣俊作氏 サブ(?)勢:中國卓郎氏・笹島かほるさん
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