遅ればせながら『図説 幕末・維新の銃砲大全』を読了。全般的に良書だと思っていたら、巻末のコラムに「白虎隊はマンソー銃を装備していた」との珍説が。これって会津観光史学の中村彰彦が主張している愚説じゃないか!。(汗)。
この中村の愚説は、「白虎隊が騎兵銃を装備していた」との記述から、騎兵銃=マンソー銃と解釈した物です。しかし騎兵銃と言うのは、長銃身(三ツバンド)に対して短銃身(二ツバンド)の銃を称した物で、別にマンソーじゃなくても、ゲベールもヤーゲルもミニエーも短銃身だったら皆騎兵銃です。
だからゲベールやヤーゲルを標準装備していた会津藩が、マンソー銃を白虎隊に持たせたと言うよりも、短銃身のゲベールやヤーゲルを持っていたと考える方が自然でしょう。また短銃身の方が、西洋人より小柄な当時の日本人には扱い易かったので、もっと小柄な少年兵は当然短銃身が合っていた事でしょう。
ちなみに白虎隊マンソー説には賛同者が居なく、会津観光史学全開の『八重の桜』でさえも、白虎隊にゲベールないしヤーゲルを持たせていたのに、堂々と中村の愚説を採用していた事にビックリしました。中村が編集部にゴリ押ししたのか、編集部に中村の信者が居たのかどっちなんだろう...。
何にしろ、この一件で雑誌『歴史REAL』編集部は、会津観光史学に汚染されていると言うのが判明したので、これから記事を読む時は注意しよう。尚、この中村の愚説を最初に指摘したのは、私ではなく友人のサークル幕末ヤ激団の慧眼であった事を明記させて頂きます。
7月第3週の声優ラジオ感想 その1 blog.goo.ne.jp/kidouhan/e/2be…
今週末は史跡訪問のために、友人と鎌倉に行くのですが、スキを見て『すぴぱら』の聖地巡礼(舞台が鎌倉)したいなと野望を抱いてる今日この頃(^^;)。
そう言えば、電気外祭りで販売されるminoriのグッズを見てみたら、今回のドラマCDは『ペルセウス』だけで、『すぴぱら』は無いのね(涙)。何気にドラマCDで結末が聴けると期待していたのですが...。
@tsukidokei はじめまして。本当に今回は人が多かったですよね。私も氷上さん目当てなのかなと思いましたが、終演後の列を見るとSto lat目当てだったのでしょうか?。
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