歴声庵

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小島資料館の紹介

2017年05月27日 17時07分00秒 | 三十一人会 広報活動


小島資料館の外観

 小島資料館は、江戸時に大山街道の宿場町と栄え、大山街道から甲州街道と鎌倉道へ向ける道へ分岐する、交通の要所である小野路(東京都町田市)に在ります。その小野路村で代々名主を務めたのが小島家で、小島資料館には代々小島家に伝わる多くの史料が展示されています。


現代の大山街道

 幕末になると農村でも剣術稽古が盛んになり、小野路村へは京都に発つ前の近藤勇や土方歳三や沖田総司達が天然理心流の出稽古に訪れるようになり、これがきっかけで小島家と近藤達との交流が始まりました。この交流は近藤達が京都で、新選組としての活動をするようになっても続き、小島資料館には近藤達からの書翰が展示されています。また近藤が出稽古で着ていたドクロの稽古着や、土方から送られた行軍表など珍しい物も展示されています。詳しくは小島資料館のサイトを参照下さい。

展示の一部(館内は撮影禁止です)


 小島資料館のサイトでも、新選組関連の展示ばかり紹介されていますが、他には幕末に編成された農兵隊の展示も充実しています。小野路村で編成された農兵隊が装備した小銃のゲベール弾やエンフィールド弾(珍しいヘソ付タイプ)、その弾丸を入れた弾薬箱には小野路村の紋が入っています。他にも調練で使った頭巾や鎖帷子や工具なども展示されています。また小野路農兵隊の編成表や名簿、名札など珍しい展示物もあり、新選組だけでは無く、幕末の農兵隊に興味がある方にもお勧めです。



 二階には大量の史料も所蔵されており、甲州勝沼戦争での、当時書かれた両軍の配置図などがあり、歴史を研究する方には垂涎の的でしょう。
 この史料の中には、小島家が代々書き続けた日記もあり、幕末時の日記は世情の動きを知る事が出来る一級資料であり、近藤や土方の動きも伺う事が出来ます。この小島家の日記は、小島日記研究会が現代語訳を続けており、現代語訳が済んだ分は刊行され、小島資料館で販売しています。また三十一人会の会報も、併せて販売しています。

 庭には、上野寛永寺から運んできた石灯籠が置かれていますが。上野戦争の戦火で焼かれて煤けていたり、また弾痕が残り、当時の銃砲の口径を察する事が出来るなど、戊辰戦戦争史の貴重な史料と言えるでしょう。

上野寛永寺から運ばれた石灯籠


弾痕部の拡大

 以上が小島資料館の紹介となります。今までは新選組ファンの知る人こそ知る的な場所でしたが、上記の様に幕末の農兵隊や、戊辰戦争関係の展示も充実していますので、一度訪問してみてはいかがでしょうか?

小島資料館:URL
住所:東京都 町田市小野路950
アクセス:小田急小田原線:鶴川駅からバスで15~20分、または小田急多摩線:多摩センター駅からバスで15~20分

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