鶴丸城と城山がでてきたので、明治10年9月の城山攻囲戦で使用された弾薬について小話を。
— たまや (@tamaya8901) 2018年3月10日 - 22:11
西南戦争を通じて主力になったのは四斤山砲でしたが、それより数は少ないながら、新型の火砲も使用されています。城山では、こうした砲弾を使用するクル… twitter.com/i/web/status/9…
クルップ式8センチ野砲は、後装式で口径78.5mm、施条が右転12条、最大射程が榴弾3000m、榴霰弾2000mあります。写真のものは両方とも榴霰弾ですが、信管取り付け部の形状がちょっと違います。右は未使用、左は使用済みのもの。 pic.twitter.com/zAERBERyk9
— たまや (@tamaya8901) 2018年3月10日 - 22:18
弾体外面には鉛合金が巻いてあり、これにライフルが食い込んで弾丸に旋動を与える鉛套弾と呼ばれるものです。使用済みのものを見ると、3本ある横溝のうち、上と下の溝のライフルの当たった位置に筋目が見られます。これは、鉛套が剥離しないように… twitter.com/i/web/status/9…
— たまや (@tamaya8901) 2018年3月10日 - 22:23
信管は克式曳火信管。頭部に漢字の刻印があるので、輸入品ではなく国産品もしくは日清戦争での鹵獲品でしょう。西南戦争当時に日本軍が装備していた時限信管の中では、最も進んだ構造のものです。目盛りは0~62までありますが、秒数の表示ではあ… twitter.com/i/web/status/9…
— たまや (@tamaya8901) 2018年3月10日 - 22:30