すっかり時期外れとなってしまいましたけれども、夏コミ時に購入した『祝福のカンパネらじおCD!』と『efmelo radio CD Special』に収録されている、それぞれの特別編の感想を書かせて頂きます。
『祝福のカンパネらじおCD!おんもスペシャルin沖縄!』
●パーソナリティー:成瀬未亜さん&後藤麻衣さん
個人的に今まで聴いた番組の中でも『はにはにラジオ』と並んで一二を好きな番組なので、このCDの発売を心待ちにしていたものの、そんなに人気はないだろうと油断していたら、夏コミ一日目でも二日目でも、ういんどみるブースに行った時は既に売り切れで、入手できたのはようやく三日目に手に入れる事が出来ました。
閑話休題、そんな苦労して手に入れたCDは期待以上の内容でした。タイトルの通り成瀬さんと後藤さん、そしてういんどみるスタッフが沖縄に遠征しての屋外収録で、パーソナリティーの二人が色々なチャレンジをしながら「キャッキャウフフ」してくれる聴いていて本当に楽しい番組でした。こう言っては失礼ですが、予算度外視で作られたとしか思えない豪華な(予算的に)内容なので、その甲斐あって二人とも本当に楽しそうにしていましたね。
本編を大まかに分けると、「シーサー作り編」「パラグライダー&ドラゴンボート編」「トルティアインフォメーション番外編」「市場編」の四つに分かれています。まず「シーサー作り編」はその名の通り、民芸教室で二人がシーサー作りをするのですが、仲の良い二人が色々言いながら悪戦苦闘して作っているのを聴いているとニヤニヤしてしまいました(^^;) 単にシーサー作りをするだけでなく、適時お題が入り、そのお題に対する二人のリアクションも楽しかったですね。特に成瀬さんのリアクションが楽しく、流石はリアクション声優と感心しました(^^) またシーサー作りの先生も良い味を出してくれ、ほのぼの楽しいコーナーでした。
次に「パラグライダー&ドラゴンボート編」は、後藤さんがパラグライダー、成瀬さんがドラゴンボートに挑戦してくれます。片方が実況している一方で、もう片方が合い方の様をリポートする構成なのですけれども、それをステレオで流してくれるので、成瀬さんと後藤さんはお互いの声が聞こえないのもあって、聞いていて本当に楽しいです。またこの挑戦でも後藤さんのパラグライダーは空を飛んでいるので、普通に会話しているのに対して、成瀬さんのドラゴンボートを海上を疾走するだけあって、もろに波を被った時のリアクションが楽しく、これまたリアクション声優の面目躍如だったと思います。
「トルティアインフォメーション番外編」では久々に二人の漫才が聞けて楽しかったです。相変わらずの二人の漫才は聞いていて楽しく、サルサの「裸になって何が悪いー!」等は大笑いしながら聞かせて頂きました。う~ん『カンパネラ』アニメ化がされたら、また二人のやり取りが聞けると楽しみにしています。
そして「市場編」、ここでは市場巡りをしながら最後に沖縄の魚料理を食べると言うものですけれども、やはり仲の良い二人の「きゃっきゃうふふ」を聴きながらエンディングとなり、聴いているこちらも本当に楽しくなる内容でした。本当にこれで終わってしまうのには勿体無い番組でしたので、『カンパネラ』がアニメ化された際は、また番組が復活してほしいと心から願っています。
『efmelo radio CD Special』
●パーソナリティー:中島裕美子さん&遠近孝一さん&ねこ天ゆうなさん ゲスト:酒井伸和氏&相良聡人氏&御影氏&岡田純子さん&田中ディレクター
『えふメロらじお』が終わったと言う事で、その打ち上げと反省会(?)を兼ねた内容になっています。出演者を見れば判る通り、番組関係者総出演で、『えふメモ』『えふメロ』の両番組の思い出を語ってくれるのですが、その都度中島さんが皆から弄られており、中島さんが皆から好かれているのが伝わっています。その一方で番組開始当初の中島さんが、どうしてもパーソナリティーに不慣れで、田中Dや酒井氏岡田さんがフォローして何とか今の姿になってきたのが伝わってきます。実際番組のパーソナリティーとすれば岡田さんや後藤麻衣さんを起用した方が安全パイだったでしょうけれども、あえて中島さんを使い続けてくれた事により、独特なこの番組の雰囲気が出来たと思う関係者の皆さんには感謝したいです。
尚、本編終盤で酒井氏が中島さんと「縁が切れてせいせいしている」と言っておきながら、『終末のエデン』で再び中島さんをパーソナリティーに起用しているのですから、何だかんだ言ってお気に入りなんでしょうね。それに加えて遠近さんも『終末のエデン』で中島さんと共にパーソナリティーに起用されているのですから、番組終盤でこれでお別れと言う際も、良い意味で苦笑してしまいました(^^;)