歴声庵

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都立中央図書館に行ってきました

2007年08月12日 22時53分08秒 | 雑記

 盆休みとなりましたので、今日は都立中央図書館に米沢藩関連の先行研究論文をコピーしに行ってきました。とりあえず都立中央図書館に有った色々な米沢藩関連の論文をコピーしてきましたけど、この都立図書館に無かった先行研究論文の中にも読みたい米沢藩関連の論文が幾つかあるので、この盆休み中にでも国会図書館にコピーしに行こうと思っています。
 そう言えば国会図書館のサイトCiNiiのサイトで調べていて思ったのですけど、資料が豊富な為か米沢藩関連の論文はたくさんありますけど、戊辰戦争に関連する米沢藩の論文ってあまり無いんですよね。特に戊辰戦争時の装備や編成等の軍制に関する先行研究は、どうやら皆無らしいので、自分でもこの米沢藩兵の装備や編成は非常に興味があるので、今後も調べていきたいと思っています。 

 また今日はこの米沢藩関連の論文だけではなく、会津藩兵が新潟(港)で行なった略奪行為に関しての資料も探してきました。どうも戊辰戦争での会津藩は被害者とイメージされがちですけど、越後戦線では民衆から略奪の限りを尽くして、米沢藩参謀の甘粕継成などは現地の農民から「会津藩兵と行動を共にするのなら、もう米沢様には協力出来ません」と直訴されるほど、実は越後の民衆からは会津藩兵は蛇蠍の如く嫌われていたんですよね。しかし会津贔屓の小説家達が被害者面ばかりするので、「会津藩=被害者」というイメージが強くなっていますけど、そんな現状に一石を投じたくて今日も色々資料を探してきました。こちらも盆休み中に読み込んで、当サイトの記事を更新したいと思います。