I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

松ノ森神社 Matsunomori Shrine

2006年01月27日 | いろんなお話

長崎といえば、おくんち。おくんちといえば、諏訪神社。その諏訪神社のほど近くにある松ノ森神社で、ステキなモノをたくさん発見しました

         

函館生まれなのにやけに長崎のことに詳しい母に話を聞き、無性に行きたくなった松ノ森神社。諏訪神社の駐車場に車をとめ、そこから五分ほど歩くと、樟の木に囲まれたステキな神社が見えてきます。中に入ると、たくさんの鶏さんがお出迎え。さらに奥の方に進んでいくと、「職人尽絵」という昔の職人達の様子が彫り込まれている数々の欄間を見ることができます。

                

例えばコレは「餅作り及び踊商人の図」。(ん?「桶商人」の間違い!?まさかね。誰か日本史に詳しい方、「踊商人」って何か教えてください)おもちをついている姿が見えますか?このような欄間がずらりと並んでいるのです。とても珍しい代物なので、見る価値は十分あると思います。裏の方へ回ってみると、蝋梅の花が美しく咲き乱れていました。以前紹介した「素心蝋梅」と比べると、明らかに花の形が違います。香りは素心蝋梅の方が強かったような…  

                

蝋梅の花をカメラにおさめていると、どこからともなく現れたきれいなネコ。とても人なつっこくて私の足下を行ったり来たり。じっとしていないのでなかなかうまく撮れません。でもコレはベストショットかな?小さな花芽をつけた梅の木に頭をスリスリしています。何本か小枝がボキッと折れる音もしていましたが、まぁ悪気はないのでしょう(笑)。

                     

この神社では天然記念物の大樟を見ることもできます。大きすぎて写真には収まりませんでしたが、雰囲気だけでも感じていただけたらと思います。樟の木って力強い生命力を感じますよね。

              

神社ってなんだか不思議なところだなぁ。

日本には昔から八百万の神さまが存在するって言われているけど、そういう思想って日本独特のものなんだそうです。「神道」と言ってしまうと、国家とか政治とかを連想してしまうけど、もともとはこういった木や山に住む神様を祀っていたのではないでしょうか。神社に大きな木が多いのはそのせいかも知れません。 

松ノ森神社には他にも見所がいっぱい!

       

今日は写真満載でお届けしてみました。松ノ森神社の魅力が少しは伝わったでしょうか?明らかに人を祀っている大きな神社よりも、こういったこぢんまりとした神社の方が私は好きです。この神社の歴史についてはよくわかりませんが、何かわかったら改めて紹介したいと思います。

松ノ森神社の情報をお持ちの方は是非とも教えてくださいませ 


15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
わ~ (nene)
2006-01-27 12:26:49
雰囲気いいね!!

手水鉢のデザインが素敵~

(こんなのあんまり見たことないかも)



ネコさんは首輪をしているみたいだから

神社の飼い猫さんなのかなぁ?



あと・・・

『餅作り及び踊り職人の図』ではなく

『餅作り及び踊り商人の図』って書いてあるよ

およ!? (kero-kero)
2006-01-27 12:45:31
失礼しました

速攻で訂正させていただきます!

しかし踊り商人ってどんな商人なのでしょう?

踊りの上手な商人…



ともあれ、とても感じの良い神社でした

お諏訪さんより好きだなぁ~
多分 (nene)
2006-01-27 12:51:09
踊り念仏みたいに

踊りながら行商していたのでは

ないでしょうか?(推測ですが・・・)



大きすぎないところがまたよいね



帰省したら行きたい場所が

また増えてしまいました

ぎゃぼーーー!!
ほぉ~ (kero-kero)
2006-01-27 18:59:11
踊りながら行商かぁ。なるほどね!

ちんどんやさんみたいなものかな

またいろいろおもしろい場所探しとくね~
お初です (む)
2006-01-27 19:47:10
書き込みは初めてです。どぞよろしく~。



時間を気にせずぼけーと出来そうな良い場所だね。私も植物好きなので神社とかに居ると落ち着きます。



そろそろ梅の季節だねえ。気が早いですが今年はブランデーで梅酒を漬けたいという野望が・・。うまく出来るといいなあ(←ほんとに気が早い)。



にゃんこ可愛いのう!高級猫!!



「桶商人」かもかも (ma-mac)
2006-01-27 20:46:43
ネットで少し調べたんだけど、松ノ森神社の彫り物職人尽絵は、特徴として喜多院(川越市にある寺院)職人尽屏風の絵の写しと思われる部分がかなりあり、喜多院の絵が松ノ森神社の下絵となったと思われる。ということなんで、その描かれている職種を調べてみたら『仏師・傘師・革師・鎧師・経師・糸師・形置師・筆師・扇師・檜物師・研師・弓師・数珠師・鍛冶師・機織師・刀師・矢細工師・蒔絵師・向縢師・番匠師・畳師・桶師・纐纈師・藁細工師の25種類である。』ということだから、偶然の一致か字の間違いかどっちだろね。しかし、それはさておき、静かな佇まいを感じさせる神社ですね。ma-macもいろんなところの写真を撮ってみたいです。ここ、気に入りました
訂正 (ma-mac)
2006-01-27 20:50:41
描かれている職種は、『仏師・傘師・革師・鎧師・経師・糸師・形置師・筆師・扇師・檜物師・研師・弓師・数珠師・鍛冶師・機織師・刀師・矢細工師・蒔絵師・向縢師・番匠師・畳師・桶師・縫取師・纐纈師・藁細工師の25種類である。』でした。喜多院職人尽屏風も見たくなりました猫にもあいたい。
おぉ (kero-kero)
2006-01-28 00:13:56
む様

いらっしゃいませ

梅酒大好き人間としてはブランデー梅酒がとても気になります

焼酎の梅酒しか飲んだことないけど、どんな味がするのでしょう?

完成したら是非味見させてくださいませ~



今後ともどうぞよろしくお願いします



ma-mac様

いろいろ調べてくださってありがとうございます

訂正と比べてどこが違うんだろ?と思っていたら、一つだけ抜けていたのですね!

やっと分かりました

喜多院の方を是非見てみたいです。が、その前にもう一度ゆっくり

松ノ森神社を見学してこようと思います。

この間はちょっとしか時間がなかったので



また何かあったら教えてくださいね

ドキドキしながら・・・・ (チャコ)
2006-01-28 13:52:22
初めての書き込みです。yさんのお留守中お借りしてのぞいてみました。近場にこんな素敵な神社があるなんて、さすがですね。絵で職種を見分けるの面白そうですね。37代続いた福田家の仏師の絵ってどんな風に表してあるんだろうと遂思ってしまいました。蝋梅は素心蝋梅より大きいみたいですが写真だからかな?楽しかった
いらっしゃいませ (kero-kero)
2006-01-28 14:12:27
チャコ様

初コメント、ありがとうございます

仏師も必ず描かれていると思います。

今度行った時に探して写真撮ってきますね!

蝋梅の花はそんなに大きくはありません。

多分接写で撮ったので大きく見えるのだと思います。とてもきれいでしたよ

ところで「楽しかった」の続きが気になるのですが…。

もしかして、yさん帰宅でコメント中断しちゃったとか

また時間があったらのぞいてみてくださいね~

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