天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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プロテクを盗もう/風鈴会

2007-04-09 19:54:08 | 囲碁

Wind_1_8 昨日(4/8)は定例の「風鈴会」の日。今回の講座は「プロのテクニックを盗もう/様子見の使用法」。

模様の中の「小ゲイマジマリ」や「一間ジマリ」を荒らすのは結構勇気がいります。そこで「様子見のテクニック」が有効とのこと。

ポイントは侵略しようという気持ちではなく、相手の出方を見て相応の戦果(互角以上?)を得るということでしょうか。

本気ではなく様子見、勝負のアヤを巧みに利用した高等戦術ですが引き際が難しそうです。

   ◇  ◇  ◇

08008 風鈴会は午後からですが今日は午前中、新宿御苑内でメンバー15人ほどが集い「花見会」。
前日電話で開催の連絡があり、遠路はるばる参加させてもらいました。

好天にも恵まれ、桜の下での宴会は久し振りで楽しく過ごさせてもらいました。
準備、設営の方々、ありがとうございました。

「風鈴会花見」スナップはこちら

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2007年度/二つの総会

2007-04-07 22:35:04 | 囲碁

今日は日本棋院の県支部連合会と地元町内会の総会があり、出席してきました。

「県支部連合会」は支部および会員の減少が大きな課題です。即効果の出る解決策は難しいですが、定例の各種大会などの行事や普及活動を地道に進めていくことが必要だと思っています。
いままで春に集中していた少年少女の大会を秋にも開催するよう提案しました。

    ◇   ◇

「町内会」の方は持ち回りで班長役が回ってきました。総会では少子化にともなう「子供会」運営の議論がありました。
次の世代を担う子供の育成は大きな問題ですが、地域としてできる限りの支援が必要だと思っています。

団塊世代の高齢化と少子化、難問ですがあきらめずにクリアーしていかなねばと思っています。
一市民として何ができるかというところが難しいですが、まずは身近なことから協力できればと思っています。

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第11期LG杯棋王戦/台湾の周九段が優勝

2007-04-05 16:33:53 | 囲碁

 韓国の囲碁国際戦、第11期LG杯世界棋王戦は3月、決勝三番勝負が打たれ、台湾の周俊勲九段が中国の胡耀宇八段を2勝1敗で破り初優勝。20年近い囲碁の国際戦の歴史で、台湾代表が世界一になったのは初めて。地元メディアは周九段の優勝を大きく伝えた。

    (朝日囲碁Webより抜粋)

   ◇   ◇   ◇

世界棋王となった周九段、台湾では一躍ヒーローになりました。
今まで台湾の棋士は日本で修行し、日本のプロ棋士になるのが一般的でしたが、周九段は中国で修行して力をつけたようです。
囲碁界は日中韓がリードしてきましたが、これからは台湾勢の活躍に注目です。

   ◇   ◇   ◇

戦前は日本の統治下にあった台湾ですが、欧米の植民地政策に比べ教育やインフラ整備に尽力したことにより親日家も多いと聞きます。
過去の「負の遺産」を忘れてはいけないでしょうが、囲碁をはじめ文化交流面で相互理解が深まれば喜ばしいことだと思います。

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第45期十段戦/趙十段が二連勝

2007-04-03 21:18:59 | プロ棋戦

 趙治勲十段に山下敬吾棋聖が挑戦している「第45期十段位決定五番勝負」の第2局は、趙先勝の後を受けて3月29日、愛知県蒲郡市の西浦温泉「銀波荘」で行われ、黒番の趙が2目半勝ちし、3連覇にあと1勝とした。
 第3局は4月5日、長野県大町市の「くろよんロイヤルホテル」で行われる。

<趙十段の話> 「負けていると思った。勝負手(黒231)が成功したの? あきれたね」
<山下棋聖の話> 「残っている気がしたんですけど…」

    (産経囲碁Webより抜粋)

   ◇    ◇    ◇

趙十段、終盤まで劣勢とのことでしたが最後の攪乱戦法が奏功し、勝利をもぎ取ったようです。
土壇場の執念が実を結んだということでしょうか、気迫の勝利ですね。

一方の山下棋聖、今一番打てている旬の棋士だと思うのですが、趙十段の気迫に押され気味です。
二連敗の流れを断ち切って反撃に転じてほしいものです。

今回の立会人は山城宏九段。趙十段より二歳ほど年下ですが、強豪の先輩を前にしての立会いはやりずらいでしょうね。

   ◇    ◇    ◇

今回の対局地は愛知県蒲郡市西浦温泉「銀波荘」。今まで囲碁と将棋を合わせると99局ものタイトル戦が行われたそうです。棋戦のスタッフ、関係者は運営面で安心でしょう。

Sea0403 三河湾に面した蒲郡市周辺には子供の頃、親に連れられて海水浴や潮干狩りに訪れたことがあります。
その頃は田舎の海辺という印象でしたが、現在ではリゾート風に変わったでしょうね。
近年、海の汚染がニュースになりますが、いつまでもきれいな海であってほしいと願っています。

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映画「ハッピーフィート」

2007-04-02 21:33:56 | 映画

Pengin2 先日、アメリカのアニメ映画「ハッピーフィート」を見てきました。
アニメーションといえば日本が先進国ですが、本作品もレベルの高い作品だったと思います。
(女房殿はイマイチといっておりましたが・・・・)

スピード感、ダイナミック感では日本の作品を上回っているように思いますが、繊細な情感では日本の作品の方が優っているという印象です。
でもそれは優劣という問題ではなく、国民性の違いではないでしょうか。

この作品はミュージカル仕立てで、特にダンス系の音楽が好きな人は気分よく見られると思います。

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