韓国の囲碁国際戦、第11期LG杯世界棋王戦は3月、決勝三番勝負が打たれ、台湾の周俊勲九段が中国の胡耀宇八段を2勝1敗で破り初優勝。20年近い囲碁の国際戦の歴史で、台湾代表が世界一になったのは初めて。地元メディアは周九段の優勝を大きく伝えた。
(朝日囲碁Webより抜粋)
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世界棋王となった周九段、台湾では一躍ヒーローになりました。
今まで台湾の棋士は日本で修行し、日本のプロ棋士になるのが一般的でしたが、周九段は中国で修行して力をつけたようです。
囲碁界は日中韓がリードしてきましたが、これからは台湾勢の活躍に注目です。
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戦前は日本の統治下にあった台湾ですが、欧米の植民地政策に比べ教育やインフラ整備に尽力したことにより親日家も多いと聞きます。
過去の「負の遺産」を忘れてはいけないでしょうが、囲碁をはじめ文化交流面で相互理解が深まれば喜ばしいことだと思います。