第37期女流本因坊戦挑戦手合五番勝負の第3局が11月24日(土)に広島県尾道市の「本因坊秀策囲碁記念館」で行われた。結果は謝依旻女流本因坊が藤沢里菜女流立葵杯に白番中押し勝ちをおさめ、シリーズ通算成績を1勝2敗とした。第4局は12月5日(水)に東京都千代田区の「日本棋院東京本院」で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「謝 耐えた、藤沢下しカド番しのぐ」 「藤沢、追撃するも逆転には至らず」
(週刊碁見出しより)
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カド番をしのいだ謝さん、後半の危ない局面も乗り切った一局でした。
敗れた里菜さん、序盤の意外な手法(AI影響?)はイマイチで苦しく・・・。
これでスコアは謝さんの1-2、1勝返しましたが後がない。注目の第4局は明日、タイに持ち込めるか・・・?
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今回の対局地は広島県尾道市の「本因坊秀策囲碁記念館」。4年ほど前に「本因坊道策と秀策を訪ねて」というツアーに参加し、当地を訪れました。
歴史に名を残す囲碁棋士の記念館はいろいろあるようですが、この「本因坊秀策囲碁記念館」が一番整備されていると思います。
地元の囲碁関係者、行政などが協力して整備・運営に携わった結果でしょうね。
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