天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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NHK Eテレ/囲碁フォーカス(2018/11/25)

2018-12-06 21:00:00 | テレビ番組

◆講座 オサエ込んで構えを広げる
定石後の狙いとして、相手を圧迫して小さな地にし、自分の模様を広げることができれば、形勢を有利に導くことができます。圧迫するテクニックや、石の方向を身に付けてチャンスをものにしましょう。

◆特集:「シリーズ一手を語る 矢代久美子六段」
矢代久美子六段(42歳)は、2005年に初タイトル女流本因坊を獲得、翌年も防衛し連覇を果たした。それから約10年、矢代がタイトル戦の舞台に登場することはなかった。
しかし、今年2月、女流名人戦の挑戦者に名乗りを上げ、藤沢里菜女流名人を相手に肉薄した勝負を展開、実力の高さを証明してみせた。
そんな矢代の忘れられない一手を紹介。盤面解説とともに当時の思い出を語る。
   (NHK-HP、NHKテキスト「囲碁講座」より抜粋)

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◆講座 オサエ込んで構えを広げる
相手を圧迫して厚みの壁を築く、ナルホドと思いました。
ただ、そこから地模様に展開するのがムズなところです。「厚みを囲うな」と言われますが・・・。

◆特集:「シリーズ一手を語る 矢代久美子六段」
今回取り上げた一局は「2017/30期、女流名人戦本戦2回戦/牛栄子初段戦(中押し勝ち)」。名付けて「決意の一手」。
常識的な手で長期戦に持ち込むのではなく、先に損を承知で大石を狙う「肉を切らせて骨を断つ」戦法。
矢代さんは「勇気のいる手だったが、打ってみたかった」と語っていました。

ザル碁党も長期戦より短期決戦に目がいきます。打ってみたい手も「蛮勇」と言われそうでドーモ・・・。

矢代さん、もう42歳ですか、月日が経つのは早いものです。
今年は万波奈穂さんが33歳で「第3期扇興杯女流最強戦」で優勝。花の命は結構長い・・・。

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1年前の記事(2017-12-06):第12回若鯉戦/李沂修が初優勝!

 

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