天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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囲碁業界用語「寄り付き」

2018-12-20 21:00:00 | 囲碁

囲碁番組の解説を聞いていると「寄り付き」という用語が出てきます。

<名人戦リーグより>
黒が打ちやすいと思っていた検討陣は、白優勢の現実を目の当たりにして、井山への称賛を惜しまなかった。村川大介七段は「すごい。厚みを【寄り付き】に使わず、囲うだけで十分なんて」。これが、「厚みを囲うな」という格言の例外である。
   (朝日新聞より抜粋)

「寄り付き」を辞書などで調べても、囲碁関連の解説はほとんどありません。
辞書に載っているのは株式の世界で「取引所で、午前または午後の最初の立合。特に、午前のものをいう。」が主のようです。

囲碁では「後に予想される権利・利得」のような意味だと思います。
株の世界とニュアンスは少し違うような・・・。

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