第36期女流本因坊戦挑戦手合五番勝負の第5局が11月29日(水)、日本棋院東京本院で行われた。結果は謝依旻女流棋聖(28)が藤沢里菜女流本因坊(19)に黒番8目半勝ちをおさめた。好勝負が続いた五番勝負は、謝が3勝2敗でタイトル奪還を果たした。謝は6連覇を含む通算8期目の女流本因坊位。
(日本棋院HPより抜粋)
「謝依旻奪還、頂上決戦 藤沢を下す」 「藤沢、シノギも好転せず」
(週刊碁見出しより)
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3-2のフルセットで女流本因坊位獲得の謝さん、苦しい局面でも「起死回生」。持ち前の「勝負強さ」が光りました。
敗れた里菜さん、若いだけにシノギより攻めで勝負してほしかった・・・。
若き女王・里菜さんの独走にストップをかけた謝さん、これで女流2トップの構図に戻りましたね。
ただ、いつまでも二強対決では新鮮味に欠けます。第3、第4の強者登場が待たれるところですが、誰になるか・・・。
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