群馬ケンミンのひとりごと2

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物理基礎

2018-05-25 00:06:00 | 理科
高校の理科4科目(物理・化学・生物・地学)で、難しいと感じる科目の1つに「物理」を挙げる方もいると思います。

「物理基礎」では、最初に力学の基礎である「物体の運動」を勉強します。

このうち「速度・加速度」が1学期の中間テストの範囲になっている高校が多くなっています。


↑このような問題が出されてしまうと、頭の中が混乱してしまう高校生がいます。

速度・加速度の範囲では、赤い字で書いてあるようにまず、3つの公式を覚えて書いてもらいます。

そして(1)の加速度を求める問題では、問題文中に公式を使えるように下線を引いてその下に文字(v、a、x、tなど)を書いてもらいます。そうすると3つの公式のうち、どれを使えば良いか分かってきます。

(2)の問題では、距離(x)を求めますが、問題文の「物体が点Oから右へ最も遠く離れる地点」の意味がよく分からないというのが多いです。

問題文からこの物体がどんな動き(運動)をするのがイメージが湧いてこないそうです。

最初に点Oを右向きに通過して、点Pを左向きに通過しているという事は、最初は右向きに徐々に速度を落として、最初に点Pを通過して、16m先で向きを変えてから再び点Pを左向きに通過したことです!

では、問題文の「物体が点Oから右へ最も遠く離れる地点」とは?

つまり「速度(v)が、ゼロ(0)になること。」(v=0)です。

そうするとどの公式を使って解けば良いのか分かってきます。

こういう解き方がとても大事で、分かってくると物理が面白くなってきます!

では。


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