群馬ケンミンのひとりごと2

群馬に住むケンミンが県内の出来事やイベント・鉄道旅行などを紹介しています。

平成20年は快速ムーンライト九州最後の夏

2018-08-16 11:40:00 | 青春18きっぷの旅
今年平成30年は、平成最後の夏ですね。


↑平成元年12月に快速ふるさとライナー九州として運転を開始しました。翌年の平成2年4月から快速ムーンライト九州と名前を変えて運転しました。

↑新大阪駅の電光案内

青春18きっぷの利用期間に合わせて、春・夏・冬の3シーズンに京都・新大阪~博多間(一時熊本まで)を運転されました。

電気機関車と14系リゾート&シュプール用客車6両(末期は8両)編成で、最初は6両のうち自由席が2両でした。

そして平成20年~21年の冬を最後に運転され、廃止(臨時列車なので廃止と言えないかも?)されました。




同時期に、関西を発着していた夜行快速ムーンライトは、「ムーンライト九州」以外に「ムーンライト高知・松山」(京都~高知・松山市)「ムーンライト山陽」(京都~下関)「ムーンライト八重垣」(大阪~出雲市)も廃止されました。ケンミンは全部のムーンライトに乗りました。

青春18きっぷと指定券があれば、寝ている間に目的地に安く着くこともあって、鉄道ファンや学生たちに人気でした。

ムーンライト高知・松山では、行きは高知に乗って帰りは松山に乗れば、四国をぐるーっと1周できます(行きは松山、帰りは高知も可)。桂浜で坂本龍馬像を見たり、松山で道後温泉に入ったり、予土線にトロッコ列車にも乗りました。

ムーンライト山陽に乗って、SLやまぐち号にも乗りました。

ムーンライト八重垣では、出雲大社を参拝して出雲そばを堪能。

そしてムーンライト九州では、博多の長浜ラーメンや久大本線で湯布院や別府温泉、豊肥本線では、SLあそぼーい、長崎や鹿児島へも行けました。

群馬から行きは、北陸本線経由で帰りは東海道本線か名古屋から中央本線経由もしましたよ。

このムーンライト九州のすごいところは、シートのリクライニング度がかなり倒せる点です。また展望車両も付いていました。


↑京都・新大阪~下関間は、EF65が牽引し、翌朝、下関で電気機関車を交換するために12分間停車します。ホームでは、駅弁が売られ「ふく寿司」をよく買いました。厚狭(あさ)駅で朝を迎えます。


↑乗務員もJR西日本からJR九州へ交代。関門トンネルをくぐって門司駅では再び電気機関車を交流形EF75に。そして博多へ向かいました。片道約660kmを約9時間50分かけて走りました。


↑青春きっぷ利用歴35年のケンミンにとって思い出深い列車の1つです。

では。