群馬ケンミンのひとりごと2

群馬に住むケンミンが県内の出来事やイベント・鉄道旅行などを紹介しています。

立春

2015-02-04 09:56:00 | 群馬の話題
大寒(1月20日)から旧暦で1年の終りである節分(2月3日)の期間が1年で寒い時期になっています。群馬の平野部でも最低気温が氷点下になっています。ケンミンの庭にあるバケツの中にも朝になると氷が張っています。

では問題です。次の文章の「 」に入る漢字一字を答えてください。え?簡単だって?

問題 氷が解けると「 」になる。


ちょうど4年前のケンミンのブログにも掲載してありますが、再掲載しますね。


この問題は、ケンミンが中学1年生のとき、1学期の中間試験で理科で出題された問題です。この他、こんな問題が出ました。

問題 液体が沸騰するときの温度を「  」という。正解は「沸点」。

じゃあ、先ほどの問題の答えは?「水」で正解です。当時1学年の全生徒は270人で、「水」と答えた生徒は269人でした。あれ?残りの一人は?はい、ケンミンです。でも「水」ではあまりにも簡単すぎる問題。考えた挙句、頭がパニック状態。残り時間わずかの時に、何を書いたかも忘れてしまうほど。

しかし、答案が返されるときに、ケンミンの答案だけが返されず、後で職員室に来るように言われた。そして職員室へ行くと、理科の先生が腕を組んでケンミンの答案を見ている。
理科の先生:ケンミン、何でこの答えなんだ?(269人が水と答えた問題を指差している)
ケンミン:あのお、「水」だとあまりにも簡単な答えだったので。

その様子を隣で見ていた国語の先生は、「国語だったら二重丸をあげるなあ」と。この件に関して職員会議にかけられました。

4年前のブログでは、ここまで掲載しましたが、実はまだ続きがあります。

その後、ケンミンは校長室へ呼ばれました。校長先生は理科の先生なんです。恐る恐る校長室に入室します。

校長:キミがケンミンくんか!理科の答案用紙を見たよ。答えを「水」と書く杓子定規的な答えでなく、君のような答えを書くなんて、なんて素晴らしいんだ!もちろん正解にするよ。」

そこでケンミンの理科の答案用紙は「100点」になりました。

ケンミンの答え「春」でも正解となりました。

この問題を作成した理科の先生は、毎年この問題を出題して、ケンミンと同じ答える生徒がいるかどうか試したそうです。しかし10年間、みな「水」と答え、「春」と書いた生徒はいなかったそうです。

今では、中学校の同窓会となると、ケンミンのこの話題が必ず出てきます。

今日は、「立春」。暦の上では、春ですが、もうすぐ本当の春がやってきます。

受験生にも「春」がやってきて欲しいですね。

では。