群馬ケンミンのひとりごと2

群馬に住むケンミンが県内の出来事やイベント・鉄道旅行などを紹介しています。

東映時代劇の魅力

2015-01-18 09:59:00 | 東映作品
今年は戦後70年。終戦後、日本映画は、連合国軍の占領下に入り、「チャンバラ禁止」の時期を迎えます。やがて占領政策が終わり、時代劇制作の本数制限が撤廃されると新興映画会社である「東映」(昭和26年創立)が京都撮影所にて本格的に時代劇が量産され始めます。そして日本映画が復興して黄金期を迎えます。

そこから時代劇スターが続々と誕生してきます。片岡知恵蔵(群馬県薮塚本町出身:現在の太田市)市川右太衛門の「両御大(りょうおんたい)」を筆頭に、中村(萬屋)錦之助、東千代之介、大川橋蔵、大友柳太朗、月形龍之介そして美空ひばりとスターたちに人々は酔いしれます。

↑東京国立近代美術館フィルムセンターでは、今月1月6日~2月15日に渡って「日本映画史横断⑤」として「東映時代劇の世界」を上映しています。。

月曜日を除く毎日、1日2本ずつ、黄金期の東映時代劇映画を上映しています。



↑入口正面には、群馬県出身の往年の時代劇スター「片岡知恵蔵」の当たり役である「江戸っ子判官とふり袖小僧」(1959年)で遠山金四郎が桜吹雪を披露しているシーンが大きく展示されています。

片岡知恵蔵の5人の子供の上から4番目である三男は、植木義晴氏(62)で現在・日本航空株式会社代表取締役社長です。子供の頃は、子役として知恵蔵の映画に出演していました。

ちなみにケンミンは、片岡知恵蔵・御大の作品は、ほとんど観ています。

↑東映・京都撮影所の一部は「東映太秦映画村」になっています。

↑東映太秦映画村の最寄駅であるJR山陰本線の太秦駅です。

では。