群馬ケンミンのひとりごと2

群馬に住むケンミンが県内の出来事やイベント・鉄道旅行などを紹介しています。

登山夜行列車26年ぶり運転

2011-07-03 08:58:00 | 群馬DC
日本百名山で群馬を代表する谷川岳の登山口の最寄り駅であるJR上越線・土合駅ゆきの臨時快速「谷川岳山開き号」が1日限り運転されました。


この列車は、前日の2日夜11時33分に上野駅を出発し、途中、大宮と熊谷に停車して、高崎駅には3日午前1時02分に到着しました。時間調整のために約40分間停車します。車両は特急型電車183系6両編成で全車両座席指定です。366席がほぼ満席となっています。土合行きの夜行列車は昭和60(1985)年に廃止されてから実に26年ぶりの運行です。

↑ヘッドマーク、側面方向幕とも「快速」表示

高崎駅を午前1時42分に発車すると次は終点・土合駅です。水上駅からは、みなかみ町長と水上温泉の女将が谷川岳と水上温泉の紹介を車内放送。そして土合には午前2時50分に到着すると、水上駅長やみなかみ町の皆さんが歓迎しています。


土合駅は、新清水トンネルの中にある「モグラ駅」です。この下りホームから改札口までは、486段の階段を登ります。往年の深夜の登山姿の賑わいを見せていました。


改札を出ると、この列車の乗客限定の「谷川岳山開き号」の記念木札が配布されました。


外は夜明け前なので真っ暗です。松明や篝火を焚いてお出迎えをしています。


土合霊園地まで篝火が所々に置かれています。

午前4時から土合霊園地で16年ぶりの谷川岳山開き神事が行われ過去最多の約500人が参加しました。今年から7月2日は「谷川岳の日」と制定されました。そして7月1日~7月7日は「谷川岳ウィーク」となりました。


そして午前5時前に谷川岳の登山が開始されました。


詳しくは、上毛新聞ニュースへ。