群馬ケンミンのひとりごと2

群馬に住むケンミンが県内の出来事やイベント・鉄道旅行などを紹介しています。

急増自転車ツーキニスト

2011-05-25 09:06:00 | 社会現象
今夜7時30分から放送したNHKクローズアップ現代では、「ツーキニストが世界を変える」でした。

自宅から仕事先までを自転車で通勤する「ツーキニスト」が急増しています。勝間和代、浅草キッドや長澤まさみなどの著名人もツーキニストとして有名です。

東日本大震災が発生した3月11日は、JR東日本や首都圏の私鉄地下鉄は、ほぼ全線で運転を取りやめ、帰宅困難者が多く、自転車店では在庫が全部売り切れてしまったそうです。それ以降、自転車通勤を始める人が増えています。

自転車は渋滞に巻き込まれることは少なく、環境に優しく、それに健康にもいい。特に糖尿病などの医療費抑制に絶大な効果があります。その反面自転車通行が急増することにより自転車による交通事故も増えています。中には自転車が歩行者をはねてしまう死亡事故も発生しています。

群馬県では、郊外に設置してある歩道の幅が広いところが多く、歩行者と自転車を通行する部分には色分けがされています。また群馬県産の木材を使用した案内板も設置しています。先日、自転車道をこのブログで紹介しましたが、サイクリングネットワークも拡大しています。週末の晴れた日になると、県内のサイクリングロードでは、最近自転車の姿をたくさん見かけます。

ケンミンもツーキニストですが、雨の日はマイカー通勤となります。ケンミンの友人は利根川サイクリングロードを使い、片道約20kmを通勤していますが、自転車通勤を初めたきっかけは、健康診断の結果で見た「肥満」の文字。1年で約12kmの減量に成功。身体が軽くなってきたそうです。そして仕事を始める前に自転車をこぐので仕事の効率も上がってきたそうです。体力が付いたことにより奥さんとの仲も良くなってきたそうです。

上毛電気鉄道では平日の朝の時間帯を除けば、自転車を電車内に載せることが出来ます。自転車の積載料金は不要です。朝は自転車で職場へ行き、帰りは飲み会の後は、自転車を上電に載せて帰宅という方法もあります。

イギリスでは世界有数の肥満大国で4人に1人が肥満です。ロンドン市内の交通渋滞も深刻です。そこで昨年ロンドン市長は、自転車利用を市民に呼びかけることを提案。当局が制作したビデオをテレビで流すなどし、ツーキニストなどが急増してきました。そして医療費も減少してきているそうです。また郊外を市内を結ぶ「サイクルスーパーハイウェイ」も整備しているそうです。

さあ、自転車生活を始めよう!

では。