キーレスの故障

数ヶ月前からエントランスドアのキーレスがおかしい。
正常な作動は「ガッチャン」なのだが、「ガチガチガチ・・・」と細かく振動する。
ドアのロックピンとガンモーターの連結に異常があって、それがガンモーターの正常な作動を妨げているのだろうと考え、両者を切り離してみた。

写真の左にドアのロックピンがあり、右にガンモーターを仕込んである。
この左右は、ドア内部を貫くワイヤーで連結してある。

連結ワイヤーを外して試したが、やっぱりダメ。
何度か試すうちに、本格的に死んでしまった。
10年前に苦心して自作したキーレスである。
当時は、エントランスドアのキーレスは、ビルダーのオプションにもなかったのである。
長いこと役に立ってくれたから、これも良しとしよう。

壊れたガンモーター。


早速、新しいのをネットで発注。
ガンモーターは10年前に1575円だったが、今回は700円で送料無料。
安いのは有り難いが、同じ型ではないから、もうひと手間かかるかもしれない。

野村元監督 逝く

野村元監督が亡くなった。
自分が現役だった頃、得意先招待会に元監督を招いて講演してもらったことがある。
彼流のデータ野球がビジネスの参考になると考えたからである。
期待通りに面白い話をしてくれた。

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テスト生で南海に入り、3年目で1軍に上がり、4年目にホームラン王がとれてしまった。
しかし、その後の3年間、打率が一向に伸びない。
2割5分で止まってしまう。

ある評論家に相談すると「あなたは2割5分は打てるのですね。それなら足りない５分を埋める方法を考えれば良い」と言われた。
「何を考えて打席に立っているのか」と尋ねられ、「立ち位置、グリップ、タイミングのとり方など、チェックしています」と答えた。
すると、「それは考えるということではなく、確認しているだけですよ。確認と思考をごっちゃにしてはいけない」。

それ以降、ピッチャーごとのクセを観察し、データを元にして、次に来る球を予測することに取組んだ。
打席では「根拠のあるヤマをはる」ようにした。
ここから、８年連続でホームラン王となり、順調に３割を打てるようになった。

自分はパ・リーグの投手の８０％は読めていた。
しかし通算打率は２割７分台に終わったから、いかに自分が二流選手であったかがお分かりいただけると思う。

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彼は「２流でも１流に勝てる」という信念を、監督としても発揮することになるのだが、長くなるのでここらでお終い。
元監督のご冥福を祈ります。

新型肺炎対策マスク

ドラッグストアを回っても、マスクやアルコール消毒液が手に入らない。
わが家の使い捨てマスクも残り少なくなった。


そこで、何度か使ったマスクを煮沸消毒して再利用することを始めた。


今日、ふと思い出したのが、鳥インフルエンザ騒ぎの１２年前に用意した、サージカルマスクの備蓄。

医療現場用のＮ95マスク。
手つかずの２０枚入りがあった。

前期高齢者になった時、終活のつもりで徹底的な断捨離をしたが、こいつは処分しなかった。
まだまだ死にたくないからである。
少々いかついマスクだが、武漢ウィルスが町内まで来たら役に立てよう。

雛人形

窓辺に雛人形が並び始めた。

ここはカミさんの展示コーナーである。

夫婦雛が4組ある。
粘土で作ったお雛様。


この立ち姿も粘土製。


大きなホッキ貝が入っている、布製の雛。


そしてミニチュアの雛壇。


3月までにはもう少し増えそうな気がする。

シュレッダーハサミ

今日は、散歩がてら税務署に立ち寄って、確定申告書類を提出した。

確定申告すれば、取られすぎた税金が戻ってくる。
それなのに、取りすぎ常習の税務署が「年金生活者は確定申告をしなくても良い」などと言うのは、どういう感覚なのだろう。
出来れば返したくないと考えているのかな。

申告が終わると、カミさんが不要書類の廃棄にこれを使っていた。

５連式のシュレッダーハサミである。
紙クズは野菜クズなどと一緒に「燃やすゴミ」として出すのだから、情報漏洩などなさそうなものだが、住所・氏名・金額などの部分だけをマメに細断している。

わが町内には、不適切なゴミ出しをした人の袋を開けて、シュレーダーで細く切断された紙片を解読して犯人を突き止めた、強力なおばさんが居る。
そんな話を耳にしているから、シュレッダーハサミを使いたくなる気持ちも理解出来る。
しかし道具が道具だから、手間暇がかかり、細かい紙クズが床一面に飛び散った。