kenharuの日記

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充電制御システムについて

2011-12-14 | 快適化

ネット検索でお勉強をした。

充電制御システムは、バッテリーへの充電量をコントロールする手段として、オルタネーターの電圧を上下させる方法をとっている。
電流は、電圧の高い方から低いほうへと流れる。
オルタネータの電圧がバッテリーよりも高ければ、電装品が必要とする電力も、バッテリー充電の電力も、オルタネーターから供給される。
オルタネータの発電する電圧をメインバッテリーの出力電圧と同じレベルまで下げれば、両者は拮抗して、どちらにも流れない。
もっと下げてメインバッテリーの電圧のほうが高くなれば、今度はメインバッテリーからの放電が始まる。

充電制御システムというのは、燃費や走行性能を良くするために、加速や減速ごとに電圧を上下させる(そのたびにバッテリーは充放電を繰り返す)だけでなく、バッテリーの電流の出入り量を検出管理して、必要以上に充電させないように管理しているようだ。
電流の収支データをとるために、バッテリー端子にはクランプメーターみたいなのが付いている。
この検出装置は、トヨタ・日産はマイナス端子に、スズキ・ホンダはプラス端子につけているらしい。
サブバッテリーに電気を引くケーブルを、この検出装置を通さずに、直接バッテリー端子に繋いでしまうと、電流の「支出」が見落とされてしまうという問題が起きる。

この電子頭脳のような充電制御システムは、幸か不幸か、ボクのカムロードにはついていない。

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5 コメント

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早速実験 (M.N)
2011-12-24 20:15:48
先日ZIL520(A‐Vメーター付)が納車され、早速アイドリング充電の実験をしてみました。結果は概ね予想通りです。

設定では満充電300Ahですが、225Ahの残量、電圧12.5Vでエンジンをスタートしました。負荷はメインの電源以外なしです。

はじめの数分はおおよそ50A流れ、徐々に電流は下がり、25A前後で30分程度充電しました。(ここで実験終了)電圧はこの時13.6~13.7Vです。アイドリングも800回転/分弱で一定でした。

満充電までいくかは電圧とバッテリーの関係でなんとも言えませんが、アイドリング充電はそれなりにいけると思います。エネルギー効率についてはいかんせん燃料の消費量がわかりませんので何とも言えませんが、ラジエターの熱でお湯も温まるので、条件によっては発電機よりもいいかもしれません。発電機の購入も検討していましたが、中止しました。
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M.Nさん、どうもです。 (kenharu)
2011-12-24 20:58:32
興味深いです。
アイドリング時の13.6~13.7Vは、ボクのバッテリーならほぼ満充電寸前です。
アイドリングの電圧で満充電にするには、最後のひと押しが足らないような気がしますね。
ところで、「225ahの残量」というのが分かりません。サブの残容量のようですが、どうやって算出するのでしょうか。
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残量 (M.N)
2011-12-25 11:35:21
サブバッテリーの残量は、A-Vメーターでわかるようになっています。おそらく電流計を時間で積分して総量を計算していると思います。ただ目安にしかならないのは明らかで、設定では「最大値」だけを決めたあと(ZIL520の場合は300Ah)充電をしていきます。残量は充電をいくらしても300Ahを越えることはなく、結果として満充電=300Ahにいつかはセットされるという仕組みのようです。ただ、一度この値が設定されると出入りの計算なので、目安として残量がわかるようになっています。この上限値を決める仕組み、大雑把ですが初めに考えた人は頭がいいと少し感心しました。
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M.Nさん、どうもです。 (kenharu)
2011-12-25 12:52:25
なるほど、良く分かりました。素晴らしいです。
出入りの計算で残量管理しながらも、きっとどの時点かの何かで、現実値に修正するのでしょうね。
ところで、300Ahというのは、どんな電池なのですか?
それと、そのシステムは市販されているのでしょうか?
質問ばかりで申し訳けありません。
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標準でついていました (M.N)
2011-12-25 21:53:42
このA-VメータはZIL520に標準でついているもので、バッテリーも100Ah x 3 です。メーターは VOTRONIC というドイツ製のようです。(単体ではかなり高いと思います。たしか取付費込みで7万円くらいかと)
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