kenharuの日記

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普代村~北山崎

2022-10-19 | 旅行記
道の駅「ふだい」の朝
ここは「道の駅」兼「鉄道駅」になっている。

見づらいが、キャンカーの後ろが駅舎で、その上に列車が写っている。
さらに列車の後方に三陸自動車道が通っている。

鉄道駅を兼ねているから車中泊はやかましいかと心配したが、そうではなかった。
列車はめったに来ないし、村を通過する自動車は三陸道を通るのだろう。
滞在中は駅やトイレの利用者もほとんど見かけず、常時閑散としていた。
昨夜は静かに眠れた。

これが3.11の大津波から住民を守ったことで有名な普代水門。


村を流れる普代川は、水門のある谷間を通って海に注いでいる。
明治の大津波(15メートル)を考慮した村長が、この谷間を巨大な水門でふさげば村を守れると考え、批判を浴びながらも35億円の巨費を投じて、水門と防潮堤を建設させた。
3.11の津波の高さは水門を越える23.6メートルにもなったが、このおかげで村は守られ、村民の死者は一人(行方不明)だけで済んでいるという。


水門見学後は、普代に近い北山崎の断崖クルーズ船に乗り、高い断崖が続く迫力ある眺めを堪能した。
この種のクルーズには、小規模な奇岩にゴジラ岩とか観音岩とかの名前を付けて面白がらせる例が多いが、北山崎クルーズは断崖の高さが200メートルというのもあって、能書き不要の大迫力が素晴らしかった。
写真に迫力は写らないので、一枚だけを掲載。


クルーズ船観光が終わると、こんな広々とした入江を独占した。


大窓に海岸風景を入れて贅沢なランチ(食事は質素)を楽しんだ。

これこそキャンピングカーならではの楽しみ方である。

食後は昼寝、そしてプライベートビーチ(?)内の散歩。
ビーチの北側にはハマギクの花壇が作られていた。


花壇の隅に動物の足跡を発見。


蹄が2個の動物はいったい誰だろう?
午後の大半をこのプライベートビーチで過ごした。


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