道の駅「にしね」の朝。
いつものように直売所を物色。
目に留まったのは巨大シイタケ。
たまたま大きいのが採れたのではなく、意図的に大きく育てているのだそうで、このサイズばかりが大量販売されていた。
この姿のままバターで焼き、フォークとナイフで「シイタケステーキ」にすると美味しくて楽しい。
さて、にしねの駅は八幡平の入り口にある。
ボクらは今日、アスピーテラインを走って紅葉見物をするつもりだが、先着していた二人の友人から紅葉の見頃情報が入った。
それによると、今年の紅葉は大幅に遅れていて、八幡平と十和田湖の見頃は一週間以上先になるだろうという。
この情報には驚いた。
ここで一週間も待つわけにはいかない。
しかし考えてみると、先着の友人は二人ともプロフェッショナルな風景カメラマンで、その感性の鋭さは凡人とは違う。
ボクなどは気づかないような僅かな違いにこだわっている可能性がある。
そう希望的に考えて、八幡平への坂道を上った。
過去に何度も走った道である。
半分ほど上ったところにある絶景スポットに到着すると、
ほとんど紅葉していない。
さらに上って見返り峠が近くなる頃に、ようやく色づいた眺めが現れた。
紅葉の中に廃墟のような集合住宅を見つけた。
望遠で撮ると、昔の鉱山労働者が住んだ建物らしい。
内部を探検したら面白いかも。
県境の見返り峠を過ぎて、急坂を下り始めると、風景が一変する。
峠付近は、冬になると日本海からの季節風にさらされるからだ。
さらに下って蒸の湯が近くなるあたりから、再び紅葉の眺めが楽しめた。
最後に大沼にクルマを停めて、沼の周回路を少しだけ歩いた。
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