kenharuの日記

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山口県から兵庫県へ

2012-04-23 | 旅行記
周防大島の道の駅「サザンセトとうわ」の朝。
やっと晴れて、今日は海がきれいだ。


身障者トイレの洗面台に、こんな札が下がっていた。

「雑用水 飲用不可」
こんな札を下げた理由と意図は明白である。

身障者トイレは広くて、中に閉じこもることが出来るから、ここで魚介類をさばいて汚す人が居るのだ。
山深い場所にある道の駅に行くと、洗面台に「ここで山菜を洗わないで下さい」「長靴の泥を洗わないでください」という表示を見る。
道の駅のトイレは24時間開いているから、管理する人はさぞ大変だろうと思う。

朝食が終わると、カミさんと道の駅周辺をウォーキングした。
海辺を歩いていると、イソヒヨドリの美しい歌声が聞こえる。
昨日貝採りをした島は、潮が満ちたため、離れ島になっていた。

クルマに戻ると、道の駅の屋根に風見鶏があることに気づいた。

あそこに本物の鳥がとまったら面白いぞ・・・

そう思って、クルマの脇に三脚を立てて、望遠カメラを据えた。
あれこれ雑用をしながら、時々屋根に目をやるが、そうそう注文どおりに鳥がとまるものではない。

およそ1時間後。
こいつがとまってくれた。



「これは何と言うトリでしょうか?」
「風見ドリです」
「ピンポ~ン♪」
これが書きたかっただけ。

周防大島は、国道沿いの、いたるところに無料駐車場がある。
誰も居ない駐車場を選び、車外に椅子を並べて、盛大に布団干しをした。
雨続きで濡れた傘や、湿った絨毯は、樹木にぶら下げて風に当てる。
クルマの窓を全開にして、風を通しながら、車内でのんびりと昼食をとった。

午後2時に出発。
玖珂インターから山陽道に乗り、東へ向かった。
名水が汲める奥屋SAに立ち寄り、清水タンクをいっぱいにした。
運転は、カミさんときっちり1時間交替だから、疲れない。
370キロをひたすら走って、兵庫県の淡河SAに到着。
淡河SAにはコインシャワーがあるので、ここが今夜の寝場所だ。

高速のSAは、夜がふけると小型車が居なくなって、大型車だらけになる。
小型車ゾーンのボクらも、アイドリングする大型車に取り囲まれ始めている。
外はやかましいものの、「車内は案外静かだから寝られる」と言ったら、
「耳が遠くなっただけよ」とカミさんが笑った。
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