kenharuの日記

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太陽熱温泉卵のレシピ

2011-07-14 | 快適化

快晴なので、太陽熱調理器(?)で温泉卵の最終テスト。

これまでの実験から、ボクの期待混じりの仮説は・・・
①カンカン照りの日中なら、2時間以上で温泉卵になる。
②高温になりにくい箱型装置なので、温泉卵になりやすい。
というもの。

この仮説が正しければ、とても助かる。
というのは、自宅では写真の「温泉卵作り器」で、失敗ばかりしているからだ。


容器に卵を入れて、熱湯を満たし、約14分待てば完成するのだが、成功率が低い。
卵のサイズや卵の温度で、最適な時間が、秒単位で異なるのである。
何度か実験してデータを蓄えてみたが、未だに失敗のほうが多い。
熱湯を使うので、ちょっと遅れれば、たちまち固ゆでになってしまう。

さて、8時半にテスト開始。
黒い金属製の茶筒に卵を入れて、太陽熱調理器に入れた。
1時間後に1個を割ってみると、これは予想通りのホット生卵状態。
これを皿に入れて、調理器の中に戻し、さらに1時間待った。


開始から2時間経ったので、新たに1個を割ってみると、温泉卵になっていた。
手頃な固まり具合だ。


低めの温度でゆっくりと加熱されるので、黄身の凝固が先行し、球形を保っている。
白身はジワ~と流れ落ちるゲル状態。
箸で割るとこんな感じだ。


さらにその30分後(開始から2時間半)
白身はまだゲル状態だが、流動性は無くなって、卵の形が崩れない。


箸で割ると、こんな状態。
これでも黄身は固まりすぎていないから、シットリとしている。


実験で得た結論は、ほぼ仮説どおり
①温泉卵を作る必要時間は、2時間~2時間半
②高温になりにくい装置なので、固ゆでになる心配が少ない。
つまり、今日の天気でこの装置なら、2時間程度で取り出せば、ほぼ失敗無く温泉卵になると思われる。


なお・・・
皿に割り入れたホット生卵は、露出したままなので、茶筒に入れた卵よりも遅れて固まり、最終的には表面が干からびた状態の、半熟目玉焼きになった。
ついでに、茶筒の中にジャガイモを入れてみたら、食べられる状態になった。

キャベツ、モヤシ、ニンジン、ラップで巻いたトウモロコシを黒いプラケースに入れて、それを太陽熱調理器の中に入れ、午後2時以降の傾いた日差しに当ててみた。
キャベツ、モヤシ、トウモロコシは茹で上がったが、ニンジンは温度不足だった。

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