kenharuの日記

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サブバッテリー並列接続テストのレポート

2010-10-10 | 快適化
サブ4個並列テスト結果をレポートにまとめてみました。
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サブバッテリーを増設して大容量化する場合に、並列接続するとバッテリー間にばらつきが出るので、「2群に分けて別管理するのが常識」と言われている。
しかし、一個のバッテリーの内部構造を見れば、沢山のバッテリーを並列させた作りになっている。
それなら、同じ性質の電池を並列させれば大丈夫ではないか・・・
キャンピングカーの常識には机上論が多く、実際に長期の車上生活で実証したものは少ない。
そう考えて、ボクは同じメーカーの同一ロット品を、4個並列させてみた。
それから充放電を繰り返し、2ヶ月以上の連泊を含めて、車泊日数は130日を超えた。
この体験から結果を評価をしてみた。

さて、一番の問題だと言われている「電池間のバラツキ発生」だが・・・
この夏の旅行中、電池が不足気味の時に、4個のバッテリーを切り離し、個別に電圧を測ってみた。 4個の電圧はほぼ同じで、0.1V以内のバラつきしかなかった。 帰宅して、今度は満充電にしてから再計測してみたが、やはり同じだった。
バラつきが出ないのなら、面倒な区分け管理をする必要は無さそうである。

次に、「バッテリーを増やしても、今度は充電が不足するから意味が無い」という懸念について・・・
4個並列の大容量にもかかわらず、走行充電やソーラー充電の入り具合は、2個並列の時と同じように電圧が上がったし、生活実感も全く変わらなかった。
充電というのは緩やかな化学反応だから、電力にはまだ余裕があったのだろうと思う。
(ボクのコルドバンクスはディーゼルなので、オルタネーターのパワーがガソリン車よりは強力な筈だし、それと、コルドバンクスの走行充電ケーブルは細いので、新たに1本を増設してある)

以上の結果から、自分的には、並列接続は成功である。
ボクはサブで電子レンジを使っているが、4個並列だから、1個あたりの電池が受けるダメージも少なく済んでいると思う。

今回は充電電圧の高過ぎるバッテリーを選んだという失敗があって、AC充電の入りが悪いという別種の問題があったので、 次は適正なバッテリーに載せ替え、さらに長旅を繰り返してみてから、最終評価しようと考えている
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