キャンピングカーの蛇口をひねると水が出る・・・当たり前なのだが注意深く観察すると、これが実に良く出来ている。
自宅の水道は蛇口を開けば、水圧のかかっている水が開放されて出るだけだが、キャンピングカーは違う。
ボクのクルマの場合・・・
①蛇口をほんの僅かひねると、まず水タンクに投入した揚水ポンプのスイッチが入り、配管内に水圧が発生する。
②さらにひねると蛇口のバルブが開いて、①で圧力のかかった水が出始める。
こういう仕組みなので、少しひねれば水はチョロチョロ出て、大きくひねれば勢い良く出る。
水の出し加減が自由に調節出来るというわけだ。
ところが今回の旅で、「いきなり勢いよく出るので、水を無駄遣いしてしまう」という人に出会った。
見せてもらうと、蛇口のバルブが全開してから、ポンプのスイッチが入るようになっていた。
クルマによって、スイッチのタイミングが異なっているようだ。
先にポンプスイッチが入るタイプの方が使いやすいのだが、中途半端に止めると、水は止まったのに揚水ポンプだけが回り続けるということがある。この点は要注意だ。