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遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

悲*伝

2014-07-09 16:34:39 | SF
悲鳴伝 (講談社ノベルス) 悲鳴伝 (講談社ノベルス)
価格:¥ 1,404(税込)
発売日:2012-04-26

最初から読んでるが紹介したことはないと思う、最初は設定こそシッチャカ(地球対人類の闘い、そんなん人類に勝ち目のあるわけないじゃん)だが一応読者を騙すミステリの結構を整えていた、スレッカラシの私がごく普通に騙されたと思う

悲痛伝 (講談社ノベルス) 悲痛伝 (講談社ノベルス)
価格:¥ 1,404(税込)
発売日:2013-02-27

2冊目も同じくらいシッチャカ(四国から住民がほとんど消えた、生き残ったのはほとんどが魔法少女たち、さて一体これは何事?)だが、それでもちゃんとミステリしてた、スレッカラシなればこそ考えもしなかった結末と言おうか(ホメ過ぎ)、因みに住民消失の原因については5冊目完結の今も確かな説明なし

悲惨伝 (講談社ノベルス) 悲惨伝 (講談社ノベルス)
価格:¥ 1,404(税込)
発売日:2013-06-27

3冊目になると主人公が死んで生き返ったという荒業ぐらいしかナゾ部分はなかったような、魔法少女以外に魔女(はるか昔に亡びたとされる)も登場したが彼女のどこがどう魔女なのかは5冊目完結の今に至るも全く不明

悲報伝 (講談社ノベルス) 悲報伝 (講談社ノベルス)
価格:¥ 1,404(税込)
発売日:2013-11-26

4冊目はひたすらスサマジイ殺し合いが続くだけ、何か戯言シリーズに似て来たような・・・とは今気がついた

悲業伝 (講談社ノベルス) 悲業伝 (講談社ノベルス)
価格:¥ 1,404(税込)
発売日:2014-07-03

というわけで本作だが作者いわく「登場人物の右往左往がおもしろくてつい書き過ぎ」ちゃってるとのこと、確かにお話は一歩も前へ進んでないんだわな、とか言いつつたぶん次も読むと思う


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